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スポーツジムの現状

2024.04.25

日常

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こんにちは、マーケティング部の菅谷です。

私事ですが、昨年のGWにスポーツジムに入会し、朝方に通っております。
大体、週4回ほど行っているので、常連の方とも顔見知りになり、毎朝会話するのも楽しいなと感じている次第です。
また、朝は比較的空いている時間ということもあり、快適に利用しているのですが、日本やその他の国ではどれくらいの人が体を動かしているのかと思いました。
そこで、今回は現在のスポーツジムの現状についてまとめてみました。
ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

スポーツジムの現状

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国際ヘルス・ラケット・スポーツクラブ協会(IHRSA)の2018年の調査によると、スウェーデンのフィットネス参加率は21.15%、アメリカは20.3%、カナダは15.5%、イギリスは14.8%に対して日本のフィットネス参加率は3.33%だそうです。

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出典:日本のフィットネス参加率を3%→10%に上げる。そのための未来のシナリオをそろそろ本気で考え、大きく動き出してみませんか?

つまり、日本の人口の100人に3人程度しか運動していないという計算になります。
フィットネス後進国と言われるだけあってやはり運動を好きな人は少ないのでしょうか。
最近ですと、ライザップグループが展開する「チョコザップ」という格安のジムも普及してきており、ジムへの加入者が増加傾向にある気がするのですが、それでも少ないことには変わりありません。

スポーツジムの加入率を増やすには

スウェーデンのフィットネス参加率は約21%ですが、実は20年前までは5%程度しか無かったというデータもあります。
国・行政レベルの取り組みとして「Sports for All」を合言葉とし、学校体育の変革、フィットネストレーナーの数を増やす、社会インフラとしての公共運動施設、運動コミュニティ活性化などに力をいれてきたことが功を奏したと考えられています。

個人的にも、「身体は資本」という考えには賛成なので、まずは健康に気を付けて生活し、その後に自分の好きなことを行うことが良いと思います。
ここからは、ジム加入率を上げる具体的な案を紹介いたします。

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・ジム以外の要素をジム内に追加する

一般的にジム内には、マシンやダンベル、運動するエリアなどしかないことが多いですが、敢えて運動すること以外のモノを置くことで、運動するという大変さを紛らわせることができます。
例えば、マンガや雑誌も揃えているジムがあったとします。
その場合、ちょっとマンガを読みに行くかといった感覚でジムに行くことができるので、継続して通い続けることができるのではと考えられます。 結果、新規で加入するというよりかは辞める人を減らす方法にはなるのではないかと思います。

・ショッピングモール内に作り、都度利用を可能にする

一般的には、月会費という形で通い放題になっているジムが多いというのが現状です。
しかし、ふらっと通えるということをコンセプトにすると、「ついでに」「気軽に」といった気持ちで運動できる環境を整える必要があります。そのため、人が集まりやすいショッピングモール内に作り、その日1回だけでも利用可能といった状態にすることで、なんとなくしてみようと思う人も増えるのではないかと思います。

・学生時代から筋トレに興味を持たせる

いきなりそんなことは無理だよって思うかもしれないのですが、学生時代に行ったことは意外と心に残っていたりするものです。

子どものころには、サッカーやバスケ、テニスなどスポーツをすることはありましたが、授業で筋トレをすることはなかったのではないでしょうか。
大人になるとなぜか、運動=ジムみたいな認識になってしまっていることが不思議なのですが、おそらく経営的に広い場所でスポーツできる施設を作るとなると大変であるため、こじんまりとしたスペースでおとなしく身体を動かそうといった流れにならざるをえない状況になっていると思います。
その結果、「鍛えることはやったことないからやめておこう」といった流れになっているのだと思います。
そのため、中学校や高校にも筋トレをするマシンやダンベルなどを予め導入し、学生に経験させることで、大人になっても身体を鍛えるということに抵抗感を感じづらくなるのではないかと思います。

まとめ

お風呂に入ることは、入るまでは面倒くさいと感じることが多いですが、入浴後に後悔することはないと言っても過言ではありません。「うわー、お風呂入らなければよかった」と思ったことはほとんどないでしょう。
運動も一緒で、身体を動かすまでは面倒ですが、運動後はスッキリとした気持ちになることが多いです。また、基礎的な体力もつくので、日常生活にも役立ちます。
皆さんも、「ジムに行くぞ!」とまではいかなくとも、少し身体を動かしてみようと思っていただければと思います。