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快適なテレワーク生活

2020.11.27

日常

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こんにちは、マーケティング部の松本です。
気付けば2020年も残り僅か、あっという間に年末が迫って来ています。日に日に気温が下がり、体感気温で判断するのならすっかり冬のような気がしている今日このごろです。
さて、弊社では現在テレワークを実施しています。COVID-19の流行をきっかけに開始し、早くも半年以上が過ぎました。その間、一時的な感染者数の上下や推論などに惑わされることなく、社員の安全を鑑みてテレワークを継続して下さった社長には、本当に頭の下がる思いです。
テレワークも半年の経験を積むと、漸く身体に馴染んで来ます。今回はそんなテレワーク生活の中で私が思い至った、快適かつ効率的に業務を遂行するための環境について、少しお話が出来ればと思います。お付き合い頂けますと幸いです。

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快適なテレワーク環境

以前、クリエイティブ制作部の板井さんが「テレワークにおける環境構築」という記事を書かれていますが、今回は「快適さ」というところに着目して、別の角度からテレワークの環境について考えて行きたいと思います。

ワークスペース

何よりもまず、仕事をする場所が必要です。とは言っても、普段暮らしている家の中に新しくそんなスペースを作るのは広さなどの問題もあって難しい、という場合も多いのではないでしょうか。新たにスペースを設けるのが難しい場合、候補に上がりやすいものとしてはダイニングやリビングのテーブル、または自室かと思います。
ですが、まず念頭に置かなくてはならないのが、それらの急ごしらえのワークスペースはそもそも、「長時間同じ姿勢で作業をする」ための設備ではないということです。例えばダイニングのテーブルセットは、座って食事をするのに丁度良い高さに作られています。それは机の上にパソコンを置いて作業をするのに丁度良い高さとイコールではありません。また、ローテーブルと座椅子、ソファなどの組み合わせもあるかと思いますが、これらも言うまでもなく、作業のためではなく寛いで過ごすための設備です。
特に、ソファに座って仕事をされる方。ローテーブルや膝にパソコンを置いて、座り心地の良いソファで作業をするのは快適ですよね。ただし、高確率で腰が犠牲になります。どんなに良い椅子だろうと、長時間同じ姿勢、しかもパソコンに向かうのであればやや前傾姿勢でいたら、腰のひとつやふたつ悪くなりますよね。しかもそれが、深く腰掛けて寛ぐためのソファであるのなら尚のこと。必ずとは言いませんが、大多数の人は腰を悪くします。ここ半年ほどの姿勢矯正クッションの売れ行きを見れば、それも納得出来るというものです。

つまり、ワークスペースはテレワークの基本も基本であり、ワークスペースを整える事こそが快適なテレワーク生活の基礎となるのです。  ワークスペースを整えるポイントとしては、下記が挙げられるかと思います。
・座高と机の高さのバランスが作業に適している
・座面が長時間の作業に適している
・背後に映り込む光景に問題が無い

もちろん、インターネット環境に不備がないことは前提ですし、人によっては集中できる空間であること、複数のモニタを用いるのであれば机の上の空間に余裕があることなど、様々な条件があるかと思います。個人個人の快適さについて細かく言及すると、それこそ千差万別という話になってしまいますので、今回は共通項に関してのみ。
前2つは先程お話した通り、作業に適した机と椅子を購入するなり、クッションなどで既存のものの高さと座面を整えるなりで解決出来ます。最後の1つに関しては、オンラインミーティングなどの際に問題となる点ですね。弊社では毎日の朝礼と終礼をオンラインで行っており、テレワークではありますがオフィスに出社していた時と変わらず、毎日社内全員の顔を見る事が出来ます。これは社長のご提案で、直接顔を合わせる事はなくとも連帯感を持ち、また、体調の悪い社員がいる際に周囲が気付き易いようにと考案して下さいました。このような時勢ですから、テレワークといえども社員同士で互いを思い合い、気遣う事が出来るのは素晴らしいことだと、日々しみじみと感じています。
話が逸れてしまいましたが、こうしたオンラインミーティングの際には自分の顔はもちろん、その後ろの景色も相手には見えてしまいます。気にならない方はならないのでしょうが、例えば洗濯物が見える位置であったり、私的な荷物が置いてあったりすると、見る方も見られる方も気に掛かってしまいます。オンラインミーティングのツールによっては背景を暈す事も可能ですが、もし暈し忘れてしまったら、など気に掛かるので、ワークスペースは映り込む背景の事も考えて設置しなくてはなりません。

WEBカメラ&マイク

先程は弊社のオンラインミーティングについて軽く触れさせて頂きましたが、テレワークを実施している企業であれば大抵、オンラインミーティングを行った事があるのではないかと思います。さて、ではオンラインミーティングに顔や音声を届ける場合、別売のモニタと接続するタイプのデスクトップパソコンは何処にカメラがあるのでしょうか。答えは、ありません。デスクトップパソコンには内蔵カメラがないので、別に買わなくてはならないのです。スマートフォン等のカメラを代替に、という手もありますが、片手が常に塞がってしまったり、固定してもそもそも画質が良くないなど、様々な問題があります。
また、マイクについても同様です。デスクトップパソコンにはそもそも付いていない場合もありますし、音質がよくないこと、また直にパソコンで取り込むと周囲の雑音まで取り込んでしまうため、オンラインミーティングの際にはしっかりとイヤホンや指向性の定まったマイクを用意する必要があります。
WEBカメラもマイクも、世の中に無数にあるためこの場でオススメをご紹介することはいたしません。ただ、マイクに関しては両耳を塞ぐタイプのヘッドセットより、片耳のみのものなど、周囲の音もしっかりと聞くことの出来るタイプがテレワークでは便利かと思います。ノイズキャンセル機能が搭載されているもの、ワイヤレスタイプなど、自分にぴったり合ったものを用意しましょう。

飲食

さて、ワークスペースとカメラやマイクを整え、いざテレワークに臨むとします。平均一日8〜9時間、ワークスペースで業務に励むわけですが、私達は人間ですので飲まず食わずというわけにはいきません。食事はともかく、飲み物。これがとても大切です。
会社によって、オフィスに出社する際の飲食については様々な取り決めがあるかと思います。例えば軽食も含めて机上で許可されていたり、一切飲食が許可されていなかったり。ですが、テレワークの際にワークスペースで飲食を可とするかどうか、決めるのは自分自身です。逆に言えば、責任もすべて自分にあります。今は蓋付きのコップや倒れるのを防止してくれるコースターなど、様々なものがありますから、選択肢も幅広く取れるはずです。
テレワークだからこそしっかりやらなくてはと気負いすぎて、飲み物の用意の為ですら怠慢と見做されるのではと思って席を立てず、テレワーク中に脱水症状を起こした、なんて例もあります。自分自身が快適に、しっかりと仕事をこなせるよう、しっかりと環境を整えましょう。

その他

テレワークを快適に、効率的に行うために、整えられる環境は人によって何処までも広がっていきます。今後テレワークが継続されるため出勤時間などの枷がなくなり、郊外へ引っ越した、なんて話もよく聞くようになってきました。最低限整えた方が良いと考えられる環境は前述した通りですが、私自身が自分の為に整えたものを少し紹介させていただこうかと思います。

・キーボードカバー
実際にテレワークを開始して、私が一番最初に必要だと確信して購入したものがこれです。我が家にはまだ幼い猫が二匹いるのですが、まあ好奇心が旺盛で、ちょっと席を立とうものならすぐに椅子やら机やらを占領します。机の上にあるキーボードなんて良い的で、ボコボコしていて平面には程遠いのにも関わらずやたらと上に寝たがるんです。なので故障及び意味不明な文字列の入力を防ぐため、ガラス製のしっかりしたキーボードカバーを購入しました。入力は妨げられませんが、今ではすっかりキーボードカバーの上で寝るのが気に入ってしまったようです。

・空調設備
オフィスでは複数の社員がいて、働くための環境が整えられています。その代表格が空調設備です。弊社は特に社長がそういったことには細かく気を遣って下さるため、ブランケットや加湿器などを用いて快適に過ごしていました。テレワークとなると、今までオフィスで過ごしていた時間も含めてほぼ丸一日自宅で過ごすことになります。エアコン等の空調の調整、それに付随する乾燥や局地的な冷えへの対策など、今までオフィスという環境に甘えていた部分が多く発見でき、改めて有り難みを感じながら、私は今加湿器の購入を検討しています。

・マッサージクッション
これが私の一番のおすすめです。どれだけ良い椅子を買おうと、はっきり言って身体は固まりますし凝ります。こればかりは仕方のないことです。特に弊社のようなデスクワークが中心の仕事では、肩凝りや腰痛とは一生離れることの出来ない運命と言っても過言ではありません。
オフィスに出社していた時では、どれだけ仕事中に腰が凝ったりしても休憩時間に軽く身体を伸ばしたり、お手洗いに行く時に伸びをしたり、そういう対策しか出来ませんでした。ですが、テレワークは違います。休憩時間であれば、マッサージクッションに身体を任せて解してもらう事が出来ます。何なら温かいタオルなんかを目元に当てて、眼精疲労を癒やす事も出来ます。周りに人がいないからこその、テレワークの利点ですね。
ちなみに会社によっては仕事をする手さえ止めなければ業務を行いながらクッションを使用しても良い、という場合もあるかと思いますが、それは各自ご確認頂ければと思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか。今回は快適なテレワーク生活と銘打ち、テレワークで業務に励むにあたって必要な環境整備について、自分自身の経験から簡単にまとめさせて頂きました。
テレワークは、会社と社員の間に信頼関係があってこそ、効率的に成り立つものです。会社が社員を信頼出来ていなければ、見えない所でサボってはいないだろうかと執拗に業務を管理したがったり、毎週毎週、下手すれば毎日無意味なミーティングを行って監視のプレッシャーを掛けたがったりする事もあるそうです。そういった「信頼出来ていない」という空気は、社員にも伝わるものです。信頼されていないという無力感の上に、執拗な管理や監視、非効率的なミーティングなどを重ねられれば、当然業務の生産効率も落ちるというものです。そうやってテレワークがうまく回らない、という例も、体験談としてよく挙げられていますよね。
弊社自慢となってしまいますが、その点において、弊社の社長は社員である私達を深く信頼して下さっています。どうすれば、テレワークという環境の中で社員が快適かつ効率的に業務に励めるのか。その点を常に考慮して下さり、テレワークを開始した直後は月に一度程度、社内が慣れて来てからは数ヶ月に一度、定期的に行われている面談でも、しっかりと社員の希望を汲んで、真摯に応えて下さいます。必要以上の監視や干渉をせず、社員を信頼して任せて下さる。そういう社長の信頼をありありと感じるからこそ、私達もオフィスに出社していた時以上の生産効率で業務に励み、成果を上げるべく日々邁進出来るのです。改めて、社長のお心遣いと信頼には感謝の念に堪えません。その信頼に応えるべく、社員一同テレワークという環境を全力で活かし、精進していきたいと思います。

今後とも、MEプロモーションをよろしくお願いいたします。