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厄年

2021.01.07

日常

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新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末年始があっという間に過ぎ、新年のスタートになりました。
年始のブログということで何についてお話しようか悩んでいたのですが、
ふと、「そういえば今年、前厄だ…」と気付いたので、今回は厄年についてお話しできればと思います。

普段、何か嫌なことが続くと「もしかして厄年?」という言葉をよく耳にします。
何かにつけて厄年のせいにするほど、厄年の影響は大きいなと思うので、該当する方は
把握し、きちんと厄払いしましょう。

厄年とは

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そもそも「厄」という字には、苦しみ・災い・災難という意味があります。
厄年とはその名の通りそれらの厄災が多く降りかかるとされる年です。

根拠がないことから迷信とされていますが厄年の起源は平安時代にまで遡るとされています。貴族の人々を中心に12年周期にまわってくる自分の干支の年を「警戒すべき年」とする考え方が広まるようになりました。源氏物語や当時の貴族の日記にも干支の年を警戒する記述があるそうです。この12年周期の厄年の発想が語り継がれるうちに変化し、現在の厄年の周期になったとされています。

厄年の年齢

2021年の男性の厄年

前厄 本厄 後厄
24歳 とら年
1998年(平成10年)生まれ
25歳 うし年
1997年(平成9年)生まれ
26歳 ねずみ年
1996年(平成8年)生まれ
41歳 とり年
1981年(昭和56年)生まれ
42歳 さる年
1980年(昭和55年)生まれ
43歳 ひつじ年
1979年(昭和54年)生まれ
60歳 とら年
1962年(昭和37年)生まれ
61歳 うし年
1961年(昭和36年)生まれ
62歳 ねずみ年
1960年(昭和35年)生まれ

※年齢は数え年での表記

2021年の女性の厄年

前厄 本厄 後厄
18歳 さる年
2004年(平成16年)生まれ
19歳 ひつじ年
2003年(平成15年)生まれ
20歳 うま年
2002年(平成14年)生まれ
32歳 うま年
1990年(平成2年)生まれ
33歳 へび年
1989年(平成元年)生まれ
34歳 たつ年
1988年(昭和63年)生まれ
36歳 とら年
1986年(昭和61年)生まれ
37歳 うし年
1985年(昭和60年)生まれ
38歳 ねずみ年
1984年(昭和59年)生まれ

※年齢は数え年での表記

厄年は男女で異なる年に迎えるということをご存知の方は多いと思いますが、
それに加え少し複雑なのは「満年齢」ではなく「数え年」で計算することです。

数え年とは、生まれた日を1歳と考え、元日(1月1日)を迎えるごとに1つ歳をとる数え方です。少しややこしい数え方に感じるかもしれませんが、現在の年齢が数え年でいくつかは簡単な計算でだすことができます。

誕生日前・・・満年齢+2歳
誕生日後・・・満年齢+1歳

前厄、本厄、後厄とは?

「本厄」が厄年そのもののことで、3つの年の中で最も慎むべき年とされています。
中でも、男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と称し、人生の中で最も慎むべきとされています。語呂を考えても「しに」や「さんざん」と少しゾッとしてきますね…。

また、何事もいきなり悪くなって、いきなり良くなることもありませんので、
それぞれ本厄の前兆が現れる年を「前厄」と呼び、本厄の兆候が薄れる年を「後厄」と
呼んでいます。

昔は現在よりも短命で「人生50年」と言われていたことから男性の大厄の年は
特に気をつけるように、女性の大厄の年は子育てがひと段落し不調がでやすくなることから前後の年も注意するようにという風習が年齢に表れています。

厄年に気をつけるべきこと

厄年に自分自身の大きな変化を重ね合わせるべきではないと昔から言われていますが、
あまりにも気にしすぎると何もできなくなってしまいます。

厄年の年齢を見ると、
男性の本厄である42歳は働き盛りになる年
女性の本厄である33歳は生き方が大きく変わる時期

となり、人生の節目を迎える年であるとも考えられます。

そのような時期には厄にあってしまうと、せっかくの人生の節目が台無しになってしまうので、くれぐれも体調には気をつけるようにしましょう。

厄払いを受ける時期とは?

厄年に当たる年になった場合、一般的には1月1日から2月3日の節分までに済ませるのが良いとされています。
しかし、その時期を逃しても厄払いは神社やお寺で年中行っています。
受けるタイミングがなかった方や、厄年に何か災難が続いて気になった時に厄払いをしてもらいましょう。

全国に神社とお寺は合わせて158000社ほどあるとされていますが、
その中でも今回は都内にある厄払いにおすすめな神社やお寺をそれぞれ紹介したいと思います。

神社

①神田明神

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御茶ノ水駅から徒歩5分で行くことができる神田明神は日本三大祭りとして有名な神田祭が開催されることで有名な神社です。

「江戸総鎮守」という江戸全体の守り神で、すべてのお願い事に対応しています。

名称 神田明神
住所 東京都千代田区外神田2-16-2
電話番号 03-3254-0753
HP https://www.kandamyoujin.or.jp/

②日枝神社

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日枝神社は永田町にあり、多くのビルが立ち並ぶ、まさに東京の中心にある神社です。
江戸三大祭の一つ、山王祭が行われます。

大山咋神(おほやまくひのかみ)を主祭神とし、大地を支配して万物の育みを見守って来たことから、魔除・厄除に信仰されています。

名称 日枝神社
住所 東京都千代田区永田町2-10-5
電話番号 03-3581-2471
HP https://www.hiejinja.net/

③小網神社

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日本橋にある小網神社は路地の一角にある神社です。第二次世界大戦中、東京大空襲を免れたり、この神社の御守を受け戦地に赴いた兵士が全員無事帰還したことなどから、強運厄除の神様として崇められるようになりました。

名称 小網神社
住所 東京都中央区日本橋小網町16-23
電話番号 03-3668-1080
HP https://koamijinja.or.jp/

お寺

①西新井大師

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足立区にある、関東厄除け三大師の一つ「西新井大師」です。テレビCMでも放映されているので、ご存知の方は多いと思います。

恋愛・学業成就、金運・開運招福、商売繁盛等の多くの御利益があると評判の万能大師で、特に年末年始はたくさんの人で賑わいます。

名称 西新井大師
住所 東京都足立区西新井1丁目15-1
電話番号 03-3890-2345
HP https://www.nishiaraidaishi.or.jp/

②堀之内 妙法寺

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「厄除け祖師」と呼ばれる日蓮大聖人の御尊像を奉っており、「境内に一歩足を踏み入れるだけで厄を落とせる」と言われています。

財運・縁結びのご利益が得られる「なで石」のある二十三夜堂、自分の体の悪いところと石像の同じところをたわしで洗って病気治癒を願う浄行堂など、祈願スポットがたくさんあります。

名称 堀之内 妙法寺
住所 東京都杉並区堀ノ内3-48-8
電話番号 03-3313-6241
HP http://www.yakuyoke.or.jp/

まとめ

いかがだったでしょうか。

私は早生まれなので今年は前厄ですが、同学年の多くの友達は今年が本厄です。
気にしない友達もいるかと思いますが、ブログを書いているうちに怖くなってきたので
厄払いするよう促したいと思います…。

このブログを見てくださっている方の年齢は様々ですが、今年の厄年に該当する方や、家族友人が該当するような方もいると思うのでお気をつけください。そして皆さんにとって2021年が良い年になりますようお祈り申し上げます。

では今回はこのあたりで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。