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全国高校サッカー選手権

2021.12.17

日常

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こんにちは!データ解析チームの豊嶋です。

年末年始が近づいてきましたが、皆さんは普段どのような番組を見ていますでしょうか?
この時期は紅白やガキ使などの特番が多くあり毎年楽しみにしている方も多いかと思います。

私も色々な番組を見ていますが、欠かさず毎年見ているのは何といっても「高校サッカー選手権」です。
小学校の頃からサッカーをやっていたというのもありますが、年末年始を迎える度に家族で高校サッカーを見て応援しています。
部活時代を思い出し、心にジーンとくるものがあります。

そこで今回は「高校サッカー選手権」について調べた内容を記事へ書いていこうと思います。

高校サッカー選手権の歴史

高校サッカー選手権は、正式には「全国高等学校サッカー選手権大会」と言い、
「冬の国立」とも呼ばれ、毎年大きな盛り上がりを見せております。

そんな高校サッカー選手権ですが、実は第一回大会が行われたのは1918年にさかのぼります。始めのうちは関西のみの開催で、第9回大会から全国での開催となりました。
戦争があったため途中で中断もあったものの、大会の規模や内容を変えつつ、なんと今年で記念すべき100回大会を迎えることとなりました。

最近では新垣結衣さんや広瀬すずさんなど、その当時に注目の若手女優さんが大会を盛り上げる”応援マネージャー”として抜擢されることでも有名ですよね。

また、高校サッカー選手権はプロサッカー選手になるための登竜門としても有名です。
今ではクラブのユースチームも発展してきて、才能ある選手はプロ選手になるためにクラブチームに所属することも多くなってきました。
しかし、高校サッカー選手権からも多くの有名なプロ選手が輩出されており、歴史もあることから「憧れの選手権の舞台に立ちたい」と高校のサッカー部を選ぶ人も多くいます。
プロのクラブチームのスカウトマンも高校サッカーに目を光らせており、この後ご紹介する大迫選手や本田選手、長友選手なども、高校サッカー選手権出身であることで知られています。

有名高校

次に高校サッカー選手権における有名高校を紹介したいと思います。
名前を挙げたい高校が沢山あるのですが、今回は3校に絞ってご紹介させて頂ければと思います。

1.青森山田

まず初めに名前を挙げさせて頂く高校は、青森県代表の青森山田高校です。
高校サッカーをやっている人で知らない人はいないのではと思うほど、近年目覚ましい成果をあげている選手権常連校です。

まず青森山田高校は1970年にサッカー部を創部、1991年に選手権に初出場しました。
1997年からは選手権に毎年出場する強豪校となり、優勝2回、準優勝3回、ベスト4に1回といった素晴らしい成績を収めています。
更にサッカー日本代表の柴崎岳選手や室屋成選手など数々のトッププレイヤーを輩出し、今大会もJリーグに内定が決まっている選手が2名と、今もなおプロ選手を輩出し続けている高校になります。

99回目の前回大会は、この後ご紹介する山梨学院高校に敗れ惜しくも準優勝だったため、今大会はどのような結果になるか、とても期待の1校になります。

2.前橋育英

次にご紹介させて頂く高校は、群馬県代表の前橋育英高校です。

前橋育英高校は1964年にサッカー部を創部、1986年に選手権に初出場しました。
通算で23回もの選手権出場実績があり、優勝1回、準優勝2回、ベスト4に4回と、こちらも素晴らしい成績を収めています。
更に細貝萌選手などを筆頭に数々のトッププレイヤーを輩出し、これまでに99人もの選手をプロの道へと導いています。

近年は選手権に出場することができておりませんでしたが、今大会は前橋育英高校にとって2年ぶりの出場となり、Jリーグ内定選手も2名いるためとても楽しみな1校となっています。

3.山梨学院

最後にご紹介させて頂くのは、前回大会優勝の山梨県代表、山梨学院高校です。

山梨学院高校は1969年にサッカー部を創部、2009年に選手権初出場しました。
通算で8回の選手権出場実績があり、そのうち優勝2回と勝負強さがある高校です。初出場であった2009年の選手権でも、初出場ながら優勝を収め一躍話題となりました。

前回大会は決勝で青森山田高校と熱戦を繰り広げ、2-2からのPK戦を制し、初出場ぶりの優勝を果たしたました。
今大会も注目の1校であり、当然のことながら連覇を狙っていると思われるため、どのような試合を繰り広げていくのかワクワクしますね。

高校サッカー選手権出身の有名選手

先ほども触れましたが、高校サッカー選手権からは多くの有名選手が輩出されております。
その中でも多くの方が知っているであろう、高校サッカー選手権あがりの有名選手をご紹介したいと思います。

1.大迫勇也選手

まず1人目は、今も日本代表の不動のFWとして大活躍されている大迫勇也選手です。
当時の大迫選手は1年生の時から鹿児島城西高校のレギュラーで活躍し、選手権では大会史上初の4試合連続2得点を叩き出すという桁違いの選手でした。

選手権準々決勝で対戦した滝川第二高校の主将が、負けたときにロッカールームで泣きながら言った「大迫半端ないって」という言葉はとても有名ですよね。
なんとこのフレーズはワールドカップのあった2018年に流行語としてもノミネートされていて、今でも大迫選手がゴールを決めると「大迫半端ないって」というフレーズがネット上で騒がれるほどです。

当然のことながら、選手権に出場しているというだけで誰しもが”半端ない”選手です。
その選手たちが「大迫半端ない」と言うほどですから、私からしたら本当に雲の上の上の存在です。

2.本田圭佑選手

2人目はサッカー日本代表として活躍していたことはもちろん、カンボジアの代表監督やサッカースクールの経営まで手掛けている、本田圭佑選手です。

83回大会の時に石川県の星稜高校から出場し、キャプテンとして石川県初のベスト4入りに貢献しました。
本田選手は元々中学生の時にガンバ大阪のクラブチームにいましたが、スタミナや足の遅さを理由にユースチームに上がれず高校の部活へ入部しました。
また、高校へ上がるときに祖父母から「私立はお金がかかるからサッカーは辞めて公立の高校に行きなさい」と言われていたそうです。
しかし、それでも反対を押し切りプロ選手になるために星稜高校へ入部、1年生からレギュラーとして活躍し、今では誰しもが知っている日本を代表するサッカー選手になりました。

本田選手の諦めず努力し続けた先に夢を叶えていく姿は、多くの高校サッカーの選手たちの憧れの存在になっています。

3.長友佑都選手

3人目は現在も日本代表の左SBとして大活躍されている長友佑都選手です。

長友選手は福岡県の東福岡高校出身で、3年生となった83回大会に高校サッカー選手権に出場しました。
しかし、初戦で惜しくもPK負けとなり、名門校ではありましたが、この大会には本田圭佑選手など名だたる選手が数多く出場していたため、当時の長友選手は名が知れないまま明治大学へと進学しました。

進学した明治大学でも腰の負傷もあり出場できない時期が続きましたが、大学2年生の時に転機がありFC東京へ入団、その後日本代表、ヨーロッパの名門クラブへ入団など大きくステップアップしていきました。

高校サッカー選手権後にJリーグのクラブチームに入れなかったとしても、プロ選手になり大活躍できることを証明した長友選手は、高校サッカーをやっている多くの選手たちにとって希望の星のような存在になっていると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
高校サッカー選手権をご存知の方は、記事を読んでいる中で色々な感情がこみ上げてきたのではないでしょうか。
私も書いている最中でこれまでの選手権の記憶や部活時代を思い出し、その当時の思いがこみ上げてきました。

高校サッカー選手権は、毎年本当に熱い試合が繰り広げられる青春ドラマです。
今年も年末年始を楽しみに、日々の業務に真剣に取り組んでいこうと思います。

それでは本日はこの辺りで。
最後までお読みいただきありがとうございました。