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日常2021.09.24

F1を布教したい

こんにちは、制作部の瀧来です。
オリンピックの熱が冷めやらぬ中、今回は僕がハマってるF1についてご紹介したいと思います。本格的に見始めてから3年という浅い知識なりに、見どころなどを分かりやすくお話しできればと思いますので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。モータースポーツはあまり興味ないよという方も、オリンピックの様に見るものを引き込む魅力がF1にはあります。是非お付き合いください。

世界各地で最速を決める戦い

F1を知らない方に向けてどんな競技なのかを極端かつ簡単に説明すると、

「車に乗り、よーいどんで同じ所を何十週も回って1番早く帰ってきた人が勝ち」

です。なんとも簡単、いわば世界最速を決める大会です。

アバウトな説明をしましたが、F1は世界で様々行われているレースの最高峰の一角を成し、1年のシーズン中に世界各地で全22戦を行います。様々な自動車メーカーが、速さを磨き、長いシーズンを走り抜く総合力を競います。歴史は古く、1950年まで遡り、70年余りの技術の進化によって車の速度は時速300kmを超えました。現在エントリーは20台、モータースポーツ界を上り詰めたドライバーだけが競うことが出来る場でもあります。彼らはチームと母国、そしてファンのために文字通り命をかけて戦います。そんなF1の世界に今年日本人として10人目のF1ドライバーも誕生しています。

ルール

基本ルール

F1は、世界各地で行われる年間を通したモーターレースです。各レースに勝利するとドライバーにポイントが与えられ、年間を通して最多ポイントのドライバーとチームが表彰されます。1チーム2 人のドライバーがいますから、2人の合計ポイントがチームのポイントとなります。一人だけが強くてもチーム優勝は狙えず、ドライバー2人が、共に強い総合力が求められます。ポイントは1位から10位までに与えられます。

予選と決勝

【予選】
予選は全部でQ1〜Q3まで3回行われ、一周の最速タイムを競います。この結果で翌日の決勝のグリッド(出走順)が決まります。Q1、Q2ではタイムの遅い下5人が切られていき、Q3では残った10人で最終順を決めます。

Q1:全20台出走、5人脱落
Q2:15人台出走、5人脱落
Q3:10人出走で10位以内のグリッドを決定

また、10位以内のドライバーはQ2で使用したタイヤを決勝のスタート時の装着が義務付けられています。これにより、一周のタイムだけでなく、決勝を見据えたタイヤ選択が求められます。一周が速いタイヤを選べばいい訳ではなくなるため、難しい戦略設計が鍵です。

【決勝】
前日の予選のタイム順によってグリッドが決まり、全車一斉にスタートをします。距離は約300km、東京からだと仙台の手前くらいまでのイメージです。最大5Gの重力がかかるレースは1時間を超える長丁場です。体力と持続した集中力が不可欠です。

見どころ

スタート・1コーナー

スタート時はレースにおいてマシンのコントロールが1番難しい場面です。車同士の距離も近く、順位の変動が1番激しくなります。スタートの成功はレース勝利に直結しています。

最初のコーナーを1コーナーと呼びます、そのままですね。スタートを経て、この1コーナーが1番混戦します。車間も近く滑りやすいことで、1番事故が多いポイントです。皆が少しでも前にと考えるため、危険でかつ重要な局面です。たった数秒のコーナーがその後のレース展開を左右します。

DRSゾーン

コース上には直線の何箇所かにDRSゾーンと呼ばれるスピードを上げられるポイントがあります。これはリアウィングと呼ばれる後部の空気抵抗を調節する板を開けますよというゾーンです。本来は閉じている為に空気抵抗が生まれますが、開くことで抵抗が減りスピードが上がることで前車を抜きやすくなります。

このDRSを開くには条件があり、DRSゾーンの手前で前の車とのタイム差が1秒以内である必要があります。

左の写真では緑で囲われた箇所がDRSゾーンです。緑の丸の時点で前車と一秒以内に入ればDRSを開くことが出来ます。

オーバーテイク(追い抜き)

やはりレースといえばオーバーテイク(追い抜き)が1番の見どころです。先述したDRSゾーンや、広めのカーブがオーバーテイクポイントです。

コーナーでは、大抵前車はカーブに対して内側に陣取るので、外側から抜かなければなりません。外側から抜くには、長い距離をより速いスピードで曲がる必要があります。

スピードとコーナリングを両立する必要があります。つまり車の限界を攻めなければいけません。そこにドライバーのスキルが宿るのです。

また、F1などのレーシングカーは空力性能が完璧に計算されています。その上高速で走る為に、後方では乱気流が発生します。オーバーテイクしようと、前のマシンに近づきすぎると気流が乱れ、タイヤの寿命が縮まったり、本来のポテンシャルを出せません。そうならないよう、完璧なタイミングで一瞬で抜き去るテクニックが必要なのです。

ピットストップ

レース中に順位が入れ替わる為には、
①コース上で抜く
②ピットストップでのアンダー又はオーバーカット
この2つしかありません。コースで抜きにくいサーキットでは②のピットストップ(タイヤ交換)が重要になります。

・タイヤ交換にかかる時間
F1の平均タイヤ交換時間は約3秒です。最速は2019年にレッドブルチームが記録した1.82秒が最速記録になっています。1.8秒余りでジャッキアップしてタイヤ交換を終わらせるなんて速すぎます…レースはドライバーだけでなく技術者、クルー(スタッフ)と共に走るものなんですね。

・ピットストップでのアンダー又はオーバーカット
タイヤ交換の為にピットインするタイミングも重要です。ライバルより先に入るのか、後に入るのかチームは決断を迫られます。これがアンダー又はオーバーカットです。タイヤ寿命が限界に近い状態で粘るのか、それとも早く新しいタイヤに変えてオーバーテイクを狙うのか、重要な選択です。

タイヤ選択

各レースでは特殊な3種類のタイヤが使われ、雨天を除いてレース中には必ず一度違う種類へのタイヤ交換が定められています。この特殊なタイヤは、ゴムを摩擦で溶かしながら走ります。その為、寿命がとても短く、戦略や状況によって使い分けることが求められるのです。いかに適切なタイヤを選択できるかが勝利の鍵を担うのです。

タイヤの特徴
タイヤ種類 ソフトタイヤ ミディアムタイヤ ハードタイヤ
グリップ
耐久性

クラッシュ、セーフティーカー

レースの見どころにクラッシュは欠かせません。限界の戦いをすれば当然クラッシュは起こり得ます。
クラッシュ後には破損したパーツの回収のためにレースペースを調整するセーフティーカーが先導。これにより、いくらライバルとタイム差があってもリードはゼロに戻り、レース再開を待ちます。

伝統のモナコGP

F1の長い1年間のシーズンにおいて最も盛り上がるのモナコGPではないでしょうか。インディ500、ル・マン24hレースとともに、世界三大レースに数えられています。

モナコでは公道を封鎖して市街地にコースを設置します。マンションや海のすぐ脇を爆音と猛スピードで駆け抜けていく様は非日常です。富豪たちは脇の海に停泊したクルーザーの上からレースを観戦、まるで浮世のような光景です。

当然公道を無理矢理サーキットにしていますから、急すぎるコーナーや自然にできた道路の凸凹など、普段のサーキットレースとは違ったスキルが必要です。事故も頻発し、白熱した戦いが繰り広げられます。また、かねてからモナコGPは御前レースであり、そうした意味での緊張感もあります。

視聴方法

かつてF1は日本人ドライバーの参戦などをきっかけに、地上波でも放映されていました。古舘伊知郎さんの実況なども名物になったりと覚えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、2011年を最後にシーズンを通した生中継は終了しています。

DAZNを利用する

現在F1を視聴するには、サブスク配信のDAZNで月額1925円(税込)で視聴することができます。個人的に多少高いかなとは思いますが、海外サッカーやモータースポーツなど多くのスポーツ中継を見ることが出来るので、スポーツ好きの方にはおすすめです。
昨シーズンのラ・リーガではメッシや久保選手のプレーも視聴できましたので、忙しい週末を過ごしていました。また、Liveを見逃しても1週間見逃し配信がありますので、好きなタイミングでの視聴が可能です。

(DAZN公式)https://www.dazn.com/ja-JP/home

最後に

なるべく分かりやすくを心がけたのですが、いかがでしたでしょうか。この場だけでF1の魅力をお伝えするにはあまりにもスペースが足りません…。「スポーツ観戦が好きだよ」という方には、白熱する展開や見どころを感じていただけたのではないでしょうか。

ちなみに個人的に推しはWilliamsチームのジョージ・ラッセルという選手です。才能に溢れ、チームへの感謝を忘れない紳士です。昨年はチームのミスで初優勝を逃すといった非常に残念なGPがあり、座り込んで悔しがるラッセルを世界が賞賛し、励ましていました。

現在、チームとしてはマシンパフォーマンスが低く、上位に食い込めてはいません。
ただ、パフォーマンスの良い車に乗ることができれば、このラッセル選手は絶対に化けると思います。将来のスター候補だと思います。

F1はレースだけでなく、ドライバーとチームの無線が聞くこともできます。ここにはドライバー同士の人間関係や性格が現れ、違う楽しみ方もできます。人それぞれの楽しみ方が絶対に見つかるのがF1です。DAZNは1ヶ月間無料で視聴できますので、是非一度お試しで視聴してみてください。それぞれの熱い戦いが見られますよ。

モータースポーツはサッカーや野球に比べてとっかかり辛いと感じる方もいると思います。本記事がそんな方々に向けたきっかけになれたらとても嬉しいです。

(画像出典)
https://www.formula1.com/
https://www.mercedesamgf1.com/