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「夢の島熱帯植物館」へ行ってきました!
2024.09.10
日常

皆さんこんにちは、マーケティング部の桁山です。
毎度、ブログではお出かけスポットを紹介させていただいております...
今回は東京にある、「夢の島熱帯植物館」へ行ってきました!
写真もたくさん撮ってきたので、最後まで楽しんでいただけますと幸いです。
夢の島熱帯植物館
夢の島熱帯植物館は東京都の江東区にあります。
私が行ったのはちょうど梅雨の時期だったので、植物館へ向かう途中に紫陽花が咲いていてとても綺麗でした。
以前、紫陽花の色彩変化について調べたことがあるのですが、白い紫陽花はなんとなく珍しい気がします。
目的は紫陽花じゃなかったのですが、なんだかラッキーな気分で植物館へ向かいました。
夢の島熱帯植物館は、大温室はもちろん庭園や体験・学習施設など植物に関する体験を沢山経験することができます。
私は午後に入館したのですが、半日きっちり楽しむことができました。
大温室
夢の島熱帯植物館の大温室は3つのドームに分かれています。温室入口から緑が広がっており、わくわくしました。建物の天井はとても高かったのですが、見上げると天井いっぱいに植物が広がっており、圧巻の景色でした。
また、温室内に小さな滝があって滝の裏を通れるようになっていました。温室内に様々なルートがあり、冒険しているような気分で楽しかったです。
見たことのない植物ばかりで、全て紹介したい気持ちは山々なのですが、今回は特に印象的な植物をいくつかご紹介します。
■オウギバショウ
オウギバショウは名前のとおり、扇のような形状をしていて大きな葉を持っています。マダガスカル島原産で、熱帯各地で観賞用に栽培されています。
葉の付け根にたまった雨水を旅人が飲んだ、という想像からタビビトノキとも呼ばれるようです。
■タコノキ
タコノキは、まるでタコの足のように張り巡らされた根が印象的な植物です。小笠原の乾いた岩場から林の中まで広く分布しています。私が行った際は見ることができなかったのですが、夏場になると、数十個の果実が固まったパイナップル状の集合果をつけるみたいです...!
■バニラ
バニラはラン科植物の一種です。育った果実は「バニラビーンズ」と呼ばれ、香料の原料となります。着生植物なので支柱などで支えて育てることが多いです。
実際に香りをかぐことができたのですが、しっかりバニラの甘い香りがしました!こういった体験ができるのも楽しいなと感じました。
食虫植物温室
大温室を出た後は、食虫植物温室へ向かいました。
食虫植物とは、昆虫などの小動物を捕え、消化・吸収して養分の一部とする植物のことです。
食虫植物は光合成しないのか...?と疑問に思って調べてみたところ、食虫植物は「虫を食べる植物」ですが、虫だけを食べてエネルギーを得て生育しているのではないということがわかりました!基本的には光合成能力があり、自ら栄養分を合成して生育する能力があるようです。面白い生態をしていますよね!
食虫植物の中でもお気に入りの植物を2つご紹介します。
■ハエトリグサ
ハエトリグサはご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ギザギザとした葉が特徴的で、葉の内側には感覚毛という毛があります。虫が触れると葉が閉じる仕組みになっています。閉じた葉から消化液が出されて、獲物は消化されてしまいます。
■モウセンゴケ
モウセンゴケは細く長い葉を持っていて、表面にはびっしりと毛が生えている植物です。一つの葉に200本前後の毛が生えているようです。
この毛には感覚があり、虫を捕えると葉で獲物を巻いて消化する仕組みを持っています。
企画展示室
食虫植物温室の後は企画展示室へ。こちらのコーナーでは、様々な植物のタネや、植物のパーツを使った美術作品、植物に関する豆知識をまとめたレポートなどが展示されていました。個人的にはラフレシアの実物大模型が一番興味深かったです。
■ラフレシア
ラフレシアは、ほかの植物に寄生して栄養を奪い大きくなる寄生植物です。
直径1メートルの世界最大の花で、葉も茎もなく地面に咲きます。また、有名かもしれませんが、とても臭いことが特徴です。
つぼみはキャベツくらいの大きさで、咲くときには葉をこすり合わせたような音をたてて開くようです...聞いてみたい...!
【夢の島熱帯植物館】の基本情報
基本情報は以下の表をご覧ください。
住所 | 〒136-0081 江東区夢の島2-1-2 |
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アクセス | ・東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線 「新木場駅」から徒歩13分 ・都営バス「夢の島」から徒歩5分 |
営業時間 | 9時30分~17時(入館は16時まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 12月29日~1月3日 |
料金 | ・一般:250円 ・65歳以上:120円 ・中学生(都外からお越しの方):100円 ・中学生(都内在住もしくは在学):無料 ・小学生以下:無料 |
URL | https://www.yumenoshima.jp/botanicalhall |
最後に
いかがでしたでしょうか?
植物園は久しぶりに行ったのですが、本当に楽しかったです。小さいジャングルを探索しているような感覚でリフレッシュすることができました!
植物を鑑賞するだけではなく、説明書きを見ることでより深く知ることができ、発見も多かったです。植物に興味がある方はぜひ行ってみてください...!
では、今回はここまで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。