断崖絶壁に架かる門脇つり橋

まず旅の始まりは道の駅で浜焼きを食べることから。
「伊豆といえば海鮮！」という印象があるので、早速旅の始まりを感じて上機嫌なまま最初の目的地である「門脇つり橋」へ向かいました。
門脇つり橋は静岡県伊東市の城ヶ崎海岸の名所となっている橋で、全長48m・高さ23mもの大きさを誇ります。
下を覗くとすぐ下には海が広がり、一歩間違えれば危うい事態に...橋を渡った先の岩の上を歩くことも出来るのですが、柵などは全くないためスリル感を味わうことが出来ます。
また、その日は平日だったからか、人が少ないタイミングでYouTuberらしき男性が岩の上で熱唱する動画の撮影をしていました。
仕事柄YouTubeの運用を行うこともあるので、動画の素材集めるのって大事だよなと思いながら、横目で撮影を見てゆっくりしていました。

リフトで登る伊東市のランドマーク大室山

続いて海岸の後は、伊東市のランドマークである大室山へ。
大室山は国指定の天然記念物で、 山頂からはなんと富士山から伊豆諸島の島々まで見渡すことができます。
天然記念物に指定されているため、徒歩での登山は禁止されており、リフトを使って山頂まで登ります。リフトで登っている間にもどんどん景色が広がっていくため、大変心地良い時間を過ごせました。
また、山頂からは約1キロの遊歩道にて山を一周することができます。よく目を凝らして写真を見て貰うと分かりますが、黒い棒みたいに写っているのが歩いている人になります(笑)
この日は気温が高かったのですが、山頂はとても涼しかったので観光に行かれる方は気温差に気を付けてください。

穴場スポット！橋立つり橋

山を登ったあとは、穴場スポットである「橋立つり橋」へ。
実は宿に向かう途中で、「伊豆で有名な橋は門脇つり橋だけど、橋立つり橋の方が橋が長くて揺れて怖いらしいよ」という情報を聞き、急遽立ち寄ることに。
山へ行ったり橋へ行ったりと忙しい人だなと思われるかもしれませんが、ご了承ください...(笑)

橋立つり橋へ行く道は「こんな場所を通って向かうの？」と思うほど、木々が生い茂った道やもはや舗装されていない道を10分ほど歩いて向かいます。

しかし、実際橋にたどり着くとびっくり！とても綺麗なオーシャンビューが広がり、人もほとんどいなかったため落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。
動画ばかりで写真をあまり撮っていなかったため伝わりにくいですが、個人的に門脇つり橋より橋立つり橋の方が好きだなと感じました。橋も思いのほか揺れてスリル感を楽しめました。

また、帰り道には野生のサルにも遭遇！私もビックリしたのはもちろん、おさるさんの方もこんなところに人がいると思わなかったのか、5秒くらいじっと見つめ合う時間がありました。観光客が少ない分、自然を満喫できてとても良い場所です。

海一望の絶景宿いなとり荘

寄り道を挟みましたが、今回の旅のメインでもある旅館「いなとり荘」に到着。
個人的に泊まりたい宿リストがいくつかあるのですが、そのうちの一つである旅館に今回初めて足を運んでみました。
こちらの旅館の特徴は、名前の通り「海一望の絶景」、そして「ご飯が美味しい」の2つです。
まずは早速美味しいと評判の夕食へ。

写真は一部のみ載せていますが、実際はとても品数が多く大人の男性でもお腹いっぱいになります。お刺身も写真以外にもう1セット、その他にアワビや金目鯛のしゃぶしゃぶなども楽しめます。スタンダードコースでここまで充実しているのは凄いです...
そして、特に名物が金目鯛の煮付け。金目鯛まるごと一尾を甘ダレでじっくり煮込み、炊き立てご飯と漬物と一緒に食べる...何とも最高の組み合わせです。ご飯はおかわり自由なので、この1品だけで何杯でも食べれてしまいます。
食後のデザートも楽しんで、満足いく夕飯となりました。

海一望の絶景宿の朝を満喫

2日目の朝は、なんと快晴！前日の天気が微妙だったのですが、この日は朝から天気が良く、海一望の朝風呂を心ゆくまで堪能しました。
そして朝食はバイキング！サーモンや金目鯛の味噌漬け、あじのなめろうなど朝から海鮮たっぷりで大変贅沢です。その他にもパンやスイーツも充実しており、つい朝から食べ過ぎてしまいました。

7つの滝を一度に見られる！河津七滝

大満足の朝を過ごしたあとは、伊豆半島の中央に位置する河津七滝へ。
河津七滝は、ユネスコ世界ジオパークに認定されたり、海外旅行者向けのガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて、二つ星観光地の評価を獲得したりと、知る人ぞ知る名所です。

恐れながら当日まで河津七滝について全く知らなかったのですが、一度行ってみてとてもお勧めしたい観光地になりました！魅力は何といっても都心では中々味わえない自然の魅力を満喫出来る所です。
アスレチック感覚で自然の中を探索し、歩きながら7つの滝を順番にみて回ることが出来ます。自然の綺麗さと滝の迫力に心奪われ、ずっとここにいたいなと思うほどでした。
ぜひ天気の良い日に訪れることをお勧めします！

富士山が見える大吊橋、三島スカイウォーク

天気が良かったので、旅の最後は富士山が見えると噂の三島スカイウォークへ。
帰り道に立ち寄ったのでもう既に伊豆ではないのと、今回の旅は橋を渡りすぎていますね(笑)
富士山は雲に隠れて薄っすらとしか見えなかったのですが、快晴であればその美しい姿をはっきりと見ることができるそうです。

ただ富士山が見えずとも地上70mもの高さ、そして「全長400mの日本一長い橋」という称号を持つ三島スカイウォークから見る景色は圧巻です。
こちらもぜひ一度立ち寄ってみてください。

名物みしまコロッケで小腹も満たして、今回の伊豆旅行は終了です。