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【リアルタイム】
レポートの目的と活用法

2020.02.25

データ解析
GAを学ぼう

サムネ画像

こんにちは!データ解析チームの豊嶋です。
Googleアナリティクスを学ぼう、第六回は【リアルタイム】レポートについて解説していこうと思います。

【リアルタイム】レポートとは、今この瞬間にサイトにアクセスしているユーザー(アクティブユーザー)の状況が分かるレポートです。

例えば、自社の商品がテレビやSNSで取り上げられた時や、新しいプロモーション施策を打ち出した時など、サイトにアクセスするユーザーの数がどのくらい変化したのか気になりますよね。
そのような時に【リアルタイム】レポートを活用することで、サイトの変化を把握することができるのです。

詳細を一つずつ順番に見ていきましょう。

概要

[概要]では、今サイトにアクセスしているユーザー(アクティブユーザー)の動向を大まかに把握することができます。

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赤枠の①で囲んである部分では、アクティブユーザーの数と、デバイスごとの内訳を把握することができます。

上記の画像でいうと、1068人が現在サイトにアクセスしており、そのうちのほとんどが携帯電話からのアクセスであることが分かります。

赤枠の②で囲んだ部分では、1分単位のページビュー数(直近30分間)と、1秒単位のページビュー数(直近60秒間)の推移が分かります。

プロモーション実施時のページビュー数の変化の視覚的な把握が可能です。

赤枠の③で囲んだ部分では、「上位の参照元」「ソーシャル関連のトラフィック」「キーワード」「アクティブページ」「地域」から、アクティブユーザーがサイトにアクセスする前後の動向を大まかに把握することができます。

これらの項目の詳細を見たい場合は、各項目の青文字のリンクをクリックすることで、詳細ページに遷移できます。

地域

[地域]では、アクティブユーザーがどこの地域からサイトにアクセスしているのかが分かります。

画像2

上記の画像では国単位で表示されていますが、詳細を閲覧したい国のリンクをクリックすることで、市町村ごとに細かくアクティブユーザーの地域を確認することができます。

対象エリアを限定してプロモーション施策を行っている場合、どこの地域からサイトにアクセスしているのかを知ることは重要になってきます。

その際に、エリアを絞ってデータを見れるためとても便利ですよね。

トラフィック

[トラフィック]では、アクティブユーザーがサイトにアクセスした時の、流入元を把握することができます。

画像3

ここには、サイトに滞在しているユーザーの流入元となったメディア(自然検索や有料広告など)やソース(GoogleやYahooなど)が表示されます。

サイト内の記事を更新した直後などに、[トラフィック]を活用してどこから訪問者が増えているかを確認すると、施策の効果を詳細に分析することができます。

コンテンツ

[コンテンツ]では、アクティブユーザーが現在閲覧しているページのURLとタイトルを把握することができます。

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「アクティブなページ」のリンクをクリックすることで、そのページにユーザーがどこから訪れたのかといった、流入元まで把握することができます。

また現時点でページを閲覧しているユーザーだけではなく、「直近30分間のページビュー数」に切り変えて確認することも可能です。

イベント

[イベント]では、設定したイベント別に、イベントを実行しているアクティブユーザーの数を把握できます。

画像5

イベントとは、電話タップやPDFのダウンロードなど、ページの遷移を伴わないユーザー行動を計測するための機能です。

取得したいデータごとに個別でイベント設定をする必要がありますが、通常のアナリティクスでは取得できないユーザー行動を把握できるため、とても便利な機能となります。

こちらでも「コンテンツ」レポート同様、直近30分以内にイベントを実行したユーザーの数を把握することができます。

コンバージョン

[コンバージョン]では、設定した目標別に、目標ページに到達しているユーザー数を把握できます。

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商品購入や会員登録など、新しく設定した目標が正しく計測できているか確認する際には非常に役に立ちます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
リアルタイムレポートでは、数秒~数十秒でデータがレポートに反映されます。
そのため、新しいプロモーション施策を実施した場合、サイトに大きな変更を加えた場合など、今すぐにサイトの状況の確認をしたい時にはとても役立ちます。

是非【リアルタイム】レポートも活用してみてください。
今回はこの辺りで。また次回もよろしくお願いいたします。