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キャンプ飯の魅力を発信し隊

2023.01.19

日常

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こんにちは。マーケティング部の高相です。
突然ですが、皆様は初めての有給休暇をどのように過ごされましたか?
旅行やショッピングに加え、帰省など様々な過ごし方があると思います!
皆様がどのように過ごしているのか気になり、調べてみました。有給の過ごし方に関する情報は無いものの『有給休暇が取れたらしたいことランキング』というランキングが発表されており、1位はやはり『旅行』でした!そして第2位は意外にも『ダラダラして過ごす』、3位は『掃除・模様替え』でした。もっとアウトドアなものを思い浮かべていた為、意外な結果に驚いております...!
私は先日、初めての有給休暇を取得しキャンプに行って参りました。キャンプはランキングの第8位でこれまた意外だなと思いつつ、もっと上位になるようにこのブログを通して皆様に魅力をお届けしたいなと少し気合が入りました(笑)
とはいうものの、予約ミスをしてしまい「キャンプ場にあるバーベキュー会場でキャンプ飯を食べて帰る」というなんともレアなファーストキャンプになってしまった為、今回はキャンプ飯をメインでお伝えしていきます!(キャンパーの方、それキャンプじゃないじゃんと思われた方、すみません…笑)

参考:【有給休暇が取れたらしたいことランキング】男女500人アンケート調査

おすすめのキャンプ飯3選

キャンプ飯といえば、ホットサンドや焼きそばなど様々な料理があります。今回は友人キャンパーのオススメする5品を、独断で決めたランキング形式でレシピと共にご紹介していきます!

第1位…アヒージョ

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用意するもの

  • お好みの具材
    (今回は、マッシュルーム・海老・ブロッコリー・6Pチーズを入れました)
  • オリーブオイル
  • カット済みのバケット
  • おろしにんにくチューブor刻みにんにく
  • 塩コショウ
  • フライパン×2(1つは底が深いフライパンがお勧めです)

作り方

  • 1.具材を大きめに切る
  • 2.にんにくチューブまたは、刻みにんにくを入れる
  • 3.フライパンに具材とオリーブオイルを入れて加熱する
  • 4.加熱している間に、もう1つのフライパンでバケットを炙る
  • 5.ぐつぐつと煮えたところで塩コショウを塗す
  • 6.具材に火が通っていたら完成

アヒージョは具材を切って入れるだけと非常に簡単でしたが、とても美味しく具材の香ばしさが漂う大人な一品でした。また具材によって色々な味を楽しむ事ができる為、その日そのメンバーでしか楽しめない味だと思うと、なんだか特別な一品を食べている気がしました。また、具材を切るという作業を通してみんなで作業をするという楽しさを感じたと共に、人によって切り方が異なるという部分を活かし、『切り方が揃うかゲーム』をして楽しむ事もできます!実際に、私達はマッシュルームで試しましたが、最初は「こんなゲーム小学生じゃん」と言いながらも、それぞれの切り方を熱弁するディベートが繰り広げられる展開となり思っていた以上に盛り上がりました(笑)

第2位…チャーハン

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用意するもの

  • 炊いたご飯
  • カップラーメン(お好みの味)
  • ベーコンなどのお好みの具材
  • アヒージョで余った油orサラダ油など
  • フライパン
  • にんにくチューブ

作り方

  • 1.カップラーメンの麺を細かく砕く
    (ジップロックや袋に入れて砕くとやりやすいです!)
  • 2.油をフライパンに引く
  • 3.ベーコンなどの用意したお好みの具材を炒める
  • 4.炒めた具材の中にご飯と卵を入れて炒める
  • 5.カップラーメンの麺と粉末スープを入れ炒める
  • 6.アヒージョで余った油を使用しているの場合のみ、盛り付け後に油を少しかける
    ※にんにくチューブは好きなタイミングで入れてください!

チャーハン?ありきたりじゃないか!と思われた方!実は普通のチャーハンではなく、カップラーメンを使ったチャーハンです!作り方は至って簡単ですが、カップラーメンを麺として食べるのではなく、具材として活用するという部分になんともキャンプらしさを感じました。また、カップラーメンチャーハンのキャンプらしさはそれだけではありません。注目すべきは、その盛り付け方法です。お皿にそのまま盛るだけでも良いのですが、おしゃれに盛り付けるために、カップラーメンの入れ物を写真のように切り、型を作って盛り付けます!代用できるものを探すのが日常生活ですが、限られたものしかないキャンプでは今あるものに工夫を凝らして新たなものを生み出す。非日常だからこそ生み出される工夫にもキャンプらしさを感じました。

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第3位…餃子

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用意するもの

  • 冷凍餃子(水と油が不要な商品)
  • ホットサンドメーカ

作り方

  • 1.ホットサンドメーカーに冷凍餃子を並べる
  • 2.5分程、火で炙る
  • 3.ホットサンドメーカーの上下を反対にして反対側の面を2分程炙る
  • 4.きつね色の焦げ目がついていたら完成
    ※火力によって時間は異なります

友人から「餃子を作るよ」と言われた時はあまり期待をしていなかったのですが、いざ食べてみると“一度食べると止まらない”そんな一品でした。油なし、水なしなのに並べて焼くだけと、とても簡単に作る事ができキャンプ初心者や料理が苦手な人も挑戦できます。自宅で食べる冷凍餃子と違う点は、外側のパリパリ具合にあります。ホットサンドメーカーで作る事で簡単にひっくり返す事ができ、片面ではなく両面パリパリ、中はジュワ〜っとした餃子を楽しむ事ができます。パリパリ好きの方には、絶対に試して頂きたい一品です。

番外編

①焼き芋

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用意するもの

  • サツマイモ
  • アルミホイ
  • キッチンペーパー

作り方

  • 1.サツマイモを水で洗い、泥を落とす
  • 2.水で濡らしたキッチンペーパーでサツマイモを包む
  • 3.その上からアルミホイルを巻く
  • 4.焚火や炭火の中に入れて20分程待つ
    ※火力によって出来上がりまでに差がありますので注意が必要です

好きな食べ物のTOP3に入る程、サツマイモ好きの私が今回のキャンプで一番楽しみにしていたのが焼き芋です。残念ながら満腹時に食べた為か、最初に食べた3品には及びませんでしたがとても美味しい一品でした。アルミホイルから芋を取り出し、半分に割った途端まっすぐ湯気が上がる、これこれ〜と思いながら食べてみると普通の焼き芋よりも、かなり甘味があり驚きました。炭火で焼く事で、熱の伝わり方がゆっくりになりデンプンの分解が活発に行われて甘味が増すようです。作る際は、燃え盛る火の中に入れるのではなく落ち着いている薪や炭を覆うように置く事で焦げも防ぎ、美味しい焼き芋が焼きあがります。

②フランクフルト

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用意するもの

  • 串付きフランクや骨付きフランクなど
  • 塩コショウ
  • ホットサンドメーカーorフライパン

作り方はフライパンに並べて焼くという、説明するまでも無い工程ですので省略します。写真でも伝わってしまうかと思うのですが…フランクフルトは少し目を離すだけで直ぐに焦げてしまいますので、焦げないように火の近くで見張っている事をお勧めします!今回のようにシンプルに焼くだけでも十分美味しいフランクフルトですが、焼きチーズで巻いて食べたり、ホットケーキミックスとチーズを使いチーズホットクにアレンジして食べるなど様々な食べ方があります。次回キャンプに行く際には、チーズホットクに挑戦してみたいなと密かに思っております(笑)

キャンプ飯はなぜ美味しく感じるのか

今回紹介したキャンプ飯は、どれも日常生活で食べるより2〜3倍美味しいなと感じました。食べている物は同じなのに、なぜいつもよりも美味しく感じるのかとても不思議に感じたのでキャンプを振り返り、理由を考えてみました。

不便だからこそ感じる美味しさ

日常生活で食事を作る場合は電気やガスが整備されている為、火を使うのもワンステップで簡単にできます。しかしキャンプでは電気やガスは用意されていません。バーナーなどを使って調理をする場合もありますが、今回は炭を使って調理をしました。炭での調理は、まず火起こしから始まります。火起こしと一言に言っても、炭やを並べる作業や着火、風を送る作業など様々なステップがあります。作業工数が多い分、時間をかけて調理した料理には特別感を感じます。その特別感こそが美味しいと感じる要因だと思います。また、炭での調理は着火に失敗したり、火が強くなりすぎるなどのアクシデントもつきものです。そのようなアクシデントがスパイスとなり、キャンプ飯を更に美味しく感じさせるのではないでしょうか。

大自然の中で食べるから

キャンプは大自然の中での食事が醍醐味と言われていますが、その場所という要素が美味しく感じる大きな要因になっているのではないかと考えました。調べてみると、やはり場所との関係は大きいようです。人は屋外にいる時に脳からβ波が発生します。β波が多ければ多い程、味覚や嗅覚などが敏感になるそうでキャンプの際は外で食事をする為、味覚や嗅覚が敏感になり、食事がいつもより美味しく感じるようです。

五感全てで感じる美味しさ

先述したようにキャンプでは大自然の中で食事をする為、食事以外の要素も併せて楽しむ事ができます。例えば鳥や虫の声、小川の音、風の温度、風に乗ってくる植物の香りなどを五感で感じながら食事を楽しむ事ができます。食事という1つの項目に加え、周りの様々な要素が折り重なる事で生まれる相乗効果が料理を更に美味しく感じさせているのではないでしょうか!またキャンプ飯に限らずキャンプには「転地効果」と言い、日常生活とは異なる環境で過ごす事で五感が刺激され自律神経が整う効果や、リラックス効果などがあるようです。

最後に

今回は、キャンプ飯を中心にキャンプの魅力をお伝えして参りましたがいかがでしたでしょうか?どの料理も自信を持ってお勧めできるものなので、キャンプに行く際にはぜひ参考にして頂けると嬉しいです!またキャンプ飯を含めキャンプには、正解はありません。その自由さもまたキャンプの醍醐味であり、いかようにも自分の色を出す事ができるので、回数を重ねてオリジナルキャンプを楽しみたいと思います。そして、いつか一人前のキャンパーになった頃にもっとディープなキャンプの魅力を皆様にお伝えできればと思います。
それでは、今回はここまでです!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!