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【1週間検証】利き手と反対の手を使って生活

2023.02.14

日常

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皆さんこんにちは、クリエイティブ制作部の原山です。

突然ですが、皆さんは右利きですか?左利きですか?
私は右利きなのですが、日本の人口全体で見ると左利きの割合は約10%で、両利きは全体の1%程度だそうです。こうみると左利きの方、両利きの方はとても珍しいですよね。私は、そんな珍しい左利きの方のように左手も使えるようになりたいと思い始めました。理由としては主に2つあります。

  • 両手とも使えるようになったら生活で便利になることが多い
  • 左利きの人はかっこいい

こんな単純な考えからですが、利き手と反対の手を使って1週間生活を行いましたので、検証の結果や感想をお伝えしたいと思います。

利き手と反対の手を使うメリット

日常生活で利き手と反対の手を意識して使う方は少ないのではないでしょうか。今回左手を使って生活しようと決めたわけですが、調べてみると利き手と反対の手を使う事で様々なメリットがあるようです。

1.脳が活性化される

利き手は、いつも使い慣れている手なので、意識しなくても自由自在に動かすことができます。しかし、あえて利き手と反対の手を使うことで、脳が活性化したり、集中力が高まります。また、右手を使う場合は左脳を使い、左手を使う場合は右脳が使われます。使い慣れている手の逆の脳を使うことになるので、右脳・左脳ともに活性化することができるそうです。利き手と反対の手を使うだけで、気軽に脳トレができるというわけですね。

2.ダイエット効果がある

利き手と反対の手を使って食事をすることで、食事をするスピードが落ちます。よって少量でも満腹になるので、食事の量が減ってダイエットの効果があるそうです。私は最近ダイエットを始めたこともあり、食事をするときに早食いになってしまいがちなので、こちらの効果に大いに期待しております。

3.「怒り」「自制心」などの感情のコントロールができるようになる

最近の研究により、利き手と反対の手を意識的に使うことで、怒りの感情をコントロールしやすくなることが分かりました。中枢神経を刺激して、自律神経のバランスがとれるので、自制心も鍛えることができます。

4.便利になる

右手と左手どちらも使うことができるので、純粋に様々な作業で役に立ちます。片方の手をケガしてしまった時など、もう片方の手を使って生活できるので大変便利かなと思います。

利き手と反対の手を使って生活してみたこと

私が左手を使えるようになるために、日常的にやってみたことをご紹介します。

  • 歯磨きを左手で行う
  • できるだけ箸を使って左手で食事をする
  • 物を持つとき、ボタンを押すときなどは左手で行う
  • 1日1回左手で文字を書いてみる

これらは一例ですが、日常生活のほとんどの作業を左手で行います。また、左手で文字を書く際は、利き手のフォームを忠実に真似ることが大事なので、利き手で持ったペンを見ながら反対の手も持つようにします。まずは書くことより、いかに利き手に近い持ち方・フォームを体に覚えさせるかが重要だそうです。1週間の結果が目に見えて分かるように、何も訓練をしてない状態の左手の筆記を記録したいと思います。その筆記の記録がこちらです。

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あまりにもひどいですよね...(笑)想像以上に汚く、蚯蚓ののたくったような字でしたので自分でも驚いております。1週間の訓練後、左手で筆記をした場合どのくらい綺麗に字が書けるのか、以下の検証結果をご覧頂けますと幸いです。

検証結果まとめ

結論から申しますと、左手を使う生活は想像以上に大変なものでした...利き手と反対の手を使って生活することでどのような効果があったのかご紹介していきます。

食事の量が減った

左手で食事をすることで、いつもよりも大きな変化がありました。食事に大変時間がかかるので、食事が面倒になります。(特に麺類を食べる時は滑ってしまい、箸を使う事にとても苦戦しました...)食事をするのが面倒になると、食べすぎを避けることができるので、ダイエットには向いていると思います。食欲が旺盛なときなどは利き手と反対の手を使うことで食べすぎを防ぐことができます。また、外食で利き手と反対の手を使って食事をすると、行儀の悪い人のように見えてしまうので、お勧めいたしません(笑)箸の使い方は、1週間ではそれほど上手くなりませんでしたので、1週間とは言わず、もっと継続的に続けていけば、箸の使い方も上手くなるのでしょうか。

歯磨きが上手になった

左手で歯磨きするのはとても上手になった気がします。ただ、磨き残しなどが気になりますので、仕上げに利き手を使うことをお勧めいたします。最初はぎこちない磨き方になりますが、慣れてくれば右手と同じようにスムーズに歯磨きができると思います。こちらはあまりストレスもかからないので、利き手と反対の手を使うことに慣れていきたいと思う方は、まず、歯磨きから始めてみるのはいかがでしょうか。

ついつい利き手を使ってしまう

左手を使う事に慣れていないので、普段から慣れている右手をついつい使ってしまいがちです...対策方法として、私はLINEのリマインド機能(リマインくん)を利用して常に通知をすることで、左手を使うことを意識していました。
出典:https://reminekun.com/

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筆記の結果

こちらが1週間後の筆記の結果です。

1週間前の筆記 1週間訓練後の筆記

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少しは上手になったでしょうか...?個人的に、以前よりまっすぐ線を引けるようになったなというように感じております。また、字を書くときにスラスラと書けるようになり、以前より時間がかかってないように感じました。1週間でも左手を使えるように上達してきたのでは...?と思っております。

最後に

いかがでしたでしょうか...結論、1週間では、利き手と反対の手を使えるようになるのは難しいということです。また、利き手と反対の手を使うと思い通りにならないことが多く、ストレスがたまります。左手、右手の使用割合をうまく調整してストレスなく、訓練することが大切ですね。自分のペースで進めていければ徐々に使えるようになると思います。ただ、1週間頑張って何かを習得する努力をしたことがなかったので、妙に自信がついたような感覚があります。皆さんも機会があれば利き手と反対の手を習得する訓練を行ってみてください。すぐに良い効果が現れる訳ではありませんが長期的にみると様々な効果が出てくるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。