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【日本の国技】相撲の豆知識

2023.06.22

日常

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こんにちは、マーケティング部の菅谷です。
私事ですが、ゴールデンウィーク中にスポーツジムに入会し、ワークアウトを再開しました。入社ブログで趣味の欄に筋トレと記載していたのですが、最近は時間がなかなか取れず、かなりサボリ気味になっていました。このままではいけないと思い、生活リズムを見直し新たにジムに通いだすことにしました。とりあえずこのまま、ゆるーくでも継続していきたいです。
筋トレに目覚めるとよくYouTubeで色々な人のトレーニング動画を拝見するようになるのですが、最近は力士の稽古動画を多く見るようになりました。力士というと、太っているというイメージがある人も多いかなと思うのですが、実はあれは脂肪ではなく筋肉なのです。
今回は、日本の国技でもある相撲に関して紹介していきたいと思います。

相撲の歴史

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画像参照:日本相撲協会公式サイト

今やテレビでもよく目にする相撲ですが、その歴史は約1500年前まで遡ります。最古の相撲として知られているのは、古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説があげられます。その後、相撲はその年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行われてきました。これが後に宮廷の行事となり300年続くことになりました。
そして今日のような、大相撲が開催されるようになったのは江戸時代と言われています。江戸時代に入ると浪人や力自慢の者の中から、相撲を職業とする人たちが現れ、全国で勧進相撲が行われるようになり、江戸時代中期には定期的に相撲が興行されるようになりました。江戸時代からほぼ変わらぬ姿を残している相撲を今現在も見ることができるということはすごいなと感心させられます。

参考サイト:日本相撲協会公式サイト

相撲のマメ知識

ここからは相撲に関するマメ知識をいくつか紹介していきたいと思います。

・相撲は完全階級性
力士は年間6回場所が開かれていますが、開催される度に横綱以外、地位が変動します。階級は上から、「横綱」「大関」「関脇」「小結」「前頭」「十両」「幕下」「三段目」「序二段」「序ノ口」となります。関取と呼ばれるのは十両以上の力士であり、前頭以上の力士を幕内と呼びます。

・ちゃんこという名前の由来
力士はそれぞれの部屋に入り、親方と共に過ごすため、親方を親、弟子を子と呼びます。それゆえ、父(とう)ちゃん、子(こ)→「ちゃんこ」となったそうです。そのため、力士が作るものはすべて「ちゃんこ」と呼ぶそうです。

・最重量力士は?
力士と言えば、大きな身体ですが歴代最重量力士は少し前まで小錦関の285㎏でした。この方は、現在はNHK教育テレビの「にほんごであそぼ」に登場するあの「コニちゃん」です。しかし、2018年秋場所(9月)に引退した力士のロシア出身の元幕下・大露羅は292.6㎏でここ最近その数値を更新しました。100㎏の人でさえ一般人からするととても大きいと感じますが、その人の約3倍となると想像がつきませんね。ちなみに、大露羅は引退後100㎏以上ダイエットに成功したそうです。

・まわしは洗わない
力士はまわしをして相撲を取りますが、このまわしは基本的には洗わず干すのみです。

・力士になる条件
実は力士になるには条件があります。身長167cm、体重67㎏以上、年齢23歳未満が条件となっています。

・力士のお給料状態
力士は十両以上になってやっと1人前とされているため、十両以下の力士には原則お給料は渡されません。ちなみに、十両力士は月に110万円になり、上の階級になるにつれ増えていき、横綱になると月に300万円ほどになります。

・決まり手の数
相撲の決まり手は全部で82手あります。その中でまだ幕内で出たことがない決まり手が6種類あります。これだけ長い歴史があるのにも関わらずまだ、出ていないとは驚きですね。

・なぜ塩をまくのか
相撲は神事とされているため、神聖なる土俵を清めるという目的で塩がまかれます。ちなみに、この塩をまけるのは十両以上の力士です。また1日に使う塩の量は約45㎏だそうです。

・相撲の反則負け
力士のまげをひっぱると反則負けというのは有名ですが、不浄負けと言われるものもあります。これは、相撲の取組中にまわしが外れて陰部が露出することであり、露出した側の力士が即座に反則負けとなります。

・力士は運転禁止
1985年に当時の現役力士がクルマを運転中に追突事故を起こして怪我をするなどの事態が相次いで発生したことがきっかけとなり、現役力士のクルマの運転は原則禁止となっています。

・本場所の開始時間
よく放送されているのは夕方午後のイメージがありますが、実は朝の8時半から行なわれています。

・令和の怪物
野球界でよく言われる令和の怪物は佐々木朗希選手ですが、実は現在大相撲界にも令和の怪物がいます。それは落合関で、引退した白鵬関の部屋である宮城部屋の力士です。まだまだ若く高校を卒業したばかりの力士ですが、すぐに十両に昇進した期待の若手力士です。私も応援しております。

まとめ

いかがだったでしょうか。
相撲は見たことはあるけど、あまり詳しくないという方も多いかと思います。
このブログを通して少しでも相撲や力士に関して知識を増やしていただけたらなと思います。
世の中には、保育士、弁護士、税理士や建築士など士がつく専門職は多々ありますが、力士というのは読んで字のごとく「力」の職ということで、的を得ているなと感じます。力士らの力のぶつかり合いを是非とも日本人として一緒に楽しめたらなと思います。
それでは今回はここまで。
今後もMEプロモーションをよろしくお願いいたします。