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マーケトピックス2019.12.17

インプレッションシェアとは何か

こんにちは。
マーケティング部の松本です。

突然ですが、インプレッションシェアという言葉をご存知でしょうか。
広告運用をされている方であれば、管理画面等で見る機会もあるかと思います。
ただ何となくのニュアンスでは意味を分かっていても、いざ後輩やお客様に「説明して下さい」と言われると口籠ってしまう、明確な説明は出来ないかもしれない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもそんな言葉を耳にした事すらない、という方もいらっしゃると思います。
斯く言う私も、ざっくりとした意味は理解していても誰かに説明したり、解説が出来るほどの知識はありませんでした。お恥ずかしい限りです。そんな汚名を返上すべく、これを機に調べ直してみましたので、本日はインプレッションシェアについて記事を書かせて頂きたいと思います。
お付き合い頂けると幸いです。

黒板 写真

インプレッションとは?

インプレッションについての話をする前に、そもそもインプレッションとは何か、という簡単な説明をさせて頂きたいと思います。既にご存知の方からすれば、今更何を言っているんだと釈迦に説法、孔子に悟道とも思われるかもしれませんが、何卒お見逃し下さい。

インプレッションとは、インターネット広告においては「広告の表示回数」、SNS等においては「投稿の表示回数」を意味します。

言葉自体は「インプレッション(impression)」という英単語で、日本語では「印象」や「刻印」という意味です。略語としてよく「IMP」や「IMPS」と表記される事もあります。

イメージ図

インプレッションと間違えられやすい用語に「PV」と「リーチ」があります。

「PV」というのは、ユーザーが見たページ数を表します。例えば2箇所に広告が掲載されているページを1回見た場合、PVは1です。しかし広告は2回表示されているので、インプレッション数は2になります。
「見られた回数」とだけ意味を覚えていると混合しがちな用語ですので、しっかりと意味を理解して区別したいですね。

イメージ図

「リーチ」というのは、広告が表示されたユーザー数を表します。一人のユーザーが2回広告を見た場合、リーチは1ですがインプレッションは2になります。表示回数と表示したユーザー数は同じじゃないのか、と考えがちなのですが、必ずしも同じ数字になるわけではありません。

例として、1ページに4箇所広告が掲載されているページを、同じユーザーが2回見た場合、PVは2、インプレッションは8、リーチは1です。このように具体的な例で考えると覚えやすいのではないかなと思います。

インプレッションシェアとは?

さて、インプレッションについての説明が長くなってしまいましたが、いよいよインプレッションシェアに移りたいと思います。
インプレッションシェアというのは、「広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合」を指します。計算で算出する場合は、以下の計算式を用います。

インプレッションシェア = 表示回数÷広告が表示可能だった合計回数

広告が表示可能だった合計回数が10,000回あったとして、その内実際に広告が表示されたのが6,000回であったのなら、インプレッションシェアは60%と算出されます。

広告が表示可能だった合計回数、というのは、ターゲット設定や広告の品質、承認状況など、多くの要因から媒体が判断し見積もられるため、私たち運用者側が算出することは難しいです。ですので、媒体側から示される数値データを参照するしかありません。

インプレッションシェアは、入札単価や予算の調整を行った際、より多くの人に広告を見てもらえているかどうか、機会を損失していないかどうかを判断する指標として利用されることが多いです。 ただし、インプレッションシェアというのは広告が表示されるか否かを競うオークションで、競合可能であった場合の推定回数から算出されるものです。実際の数値や回数でなく、あくまで推定値であるため、多少の変動があっても緊急的に対応する必要はありません。

様々な要因から判断、算出される数値なので、一概にどうすれば良くなる、悪くなる、とこの場で断言することは出来ません。広告を運用する上での指標の一つとして、この数値が大きければ「広告を表示出来る機会を損失せずに配信出来ている」、逆に小さければ「広告を表示出来る機会を損失してしまっている」という判断に活用して行きたいですね。

インプレッションシェア損失率(予算)とは?

インプレッションシェアに関する指標としてもう一つ、「インプレッションシェア損失率(予算)」というものが存在します。
これは、「アカウントの予算設定が原因で、広告が表示されなかった回数の割合」のことを指します。
先程の例で言えば、広告が表示可能だった合計回数が10,000回あったとして、その内実際に広告が表示されたのが6,000回であったのなら、インプレッションシェアは60%。表示されなかった4,000回のうち、2,000回の機会損失の原因が予算不足であった場合、インプレッションシェア損失率(予算)は20%になります。
シンプルに言ってしまえば、「もっとお金を掛ければ広告を配信出来た可能性のある割合」のことですね。

インプレッションシェアと、このインプレッションシェア損失率(予算)を目安にすることで、入札単価や予算を引き上げた場合に、より多くのユーザーに広告を表示出来るのかどうかを判断する事が出来ます。
勿論広告のランクなど、他にも要素は多数ありますが、広告運用をしていると「より多くの人に広告を表示するにはどうすれば良いのだろう」と悩むことが度々あります。そんな時、この指標を目安にすることで、どのような施策を進めるか、予算を引き上げるべきか、様々な選択肢の中でどれが正しいのかどうかを見極める一助となるかと思います。

おわりに

長くなってしまいましたが、今回はここまで。
私自身、未だ知らないこと、理解し切れていないことの多さを痛感する日々ですが、こうしてブログという形で発信することにより、少しでも広告運用に思い悩む同胞の力添えが出来たら、と僭越ながら思っています。
これからも誠心誠意努め、精進する所存です。
今後とも何卒、MEプロモーションをよろしくお願いいたします。