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マーケティング

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マーケ技術2020.08.27

「YouTube Video Builder」とは

こんにちは、マーケティング部の松本です。
世の中には様々な広告がありますよね。リスティング広告、ディスプレイ広告、LINEやTwitterをはじめとしたSNS広告などのWeb広告、そしてテレビCM、街頭広告、電車内広告など、その種類は多岐にわたります。そのそれぞれに特色があり、目的に合った広告を適切に利用することを私達マーケターは求められます。そのためには何と言っても、様々な広告媒体に関する知識が必要ですよね。特にWeb広告においては技術も日進月歩、毎日のように新しい媒体が生まれては消えています。だからこそ、積極的な情報収集が重要です。

今回お話したいのはそんな広告媒体の内のひとつ、YouTubeの動画広告についてです。とは言っても、動画広告の概要の話ではありません。近頃より広く、多くの場所で動画による広告を見掛けます。YouTubeはその代表格ではないでしょうか。ですがいざYouTubeに動画広告を配信しよう、と思っても、大きな壁が立ちはだかります。それは「動画を作る」という壁です。自分で動画を作る事が出来るのであれば、さほど大きな問題ではないかもしれません。ですが、動画を作る、というのは中々に難しい作業です。それもただの動画ではなくマーケティングの為の動画ですので、ユーザーの目を惹くものでなくてはなりません。未経験の人間が作ろう、と思って一朝一夕で出来る事ではありませんよね。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんな動画制作に悩む全てのマーケターの味方、「YouTube Video Builder」をご存知でしょうか?今回は簡単にですが、この「YouTube Video Builder」をご紹介したいと思います。

動画広告 イメージ

YouTube Video Builder とは

YouTube Video Builderとは、新型コロナウイルスで打撃を受けているスモールビジネスのサポートをするためにYouTubeが無償で発表した動画制作ツールです。2020年8月現在はβ版であり、日本語対応はされていませんが分かりやすいUIで英語が得意でなくても使えるようになっています。
ロゴや画像、テキストを用意するだけで、スキルがなくてもあっという間に動画を作成する事が出来る、とても素敵なツールです。

YouTube Video Builder の使い方

1.利用申請

こちらのURL(https://services.google.com/fb/forms/videobuilderbeta/)から、メールアドレスとGoogle広告のカスタマーID(任意)を入力します。利用に関する留意事項にチェックを入れて送信すれば、申請は完了です。
申請後は審査におおよそ3〜5営業日かかります。もう一度言います、最大5営業日かかります。なので今すぐ使いたい!と申請したのでは、必要な時に使うことが出来ません。動画作成の練習とツールに慣れることも考えて、事前に申請しておきましょう。
3〜5営業日後、メールが届きます。メールに記載されているリンクから動画の作成ページへ行けば、もう動画を作成する事が出来ます。

2.動画作成 - レイアウト決め

動画作成ページでは、まずはじめに動画のレイアウトを決定します。YouTube Video Builderではレイアウトが複数用意されており、目的に合ったレイアウトを選択して動画を作成していきます。現在、β版では以下の13種類のレイアウトが用意されています。

目的 レイアウト名 画像数 ロゴ数 テキスト数
検討訴求 Increase consideration 4 1 6
インタラクション訴求 Show phone interaction 3 1 7
ブランド訴求 Feature your brand 6 1 5
Feature your brand 6s 3 1 3
商品/ブランド紹介 Showcase a product or brand 6 2 6
セールなど販促紹介 Share a promotion 5 1 8
アプリ紹介 Promote your app - 1 4 1 5
Promote your app - 2 4 1 5
アプリダウンロード訴求 Promote app download - 1 4 1 6
Promote app download - 2 4 1 6
ブランド紹介 Introduce your brand 3 1 4
Introduce your brand 6s 2 1 2
商品カタログ紹介 Highlight your product catalog 5 2 14

3.動画作成 - ブランドカラー、フォントカラーの決定とロゴのアップロード

レイアウトを選択したら、動画のベースとなるブランドカラーを決定します。まずは企業としてのブランドカラーを決定し、それに合わせてフォントカラーを設定しましょう。ブランドカラーが淡い、白に近い系統の色なのにフォントカラーも白にしてしまっては、テキストが背景と一体化してしまって読みづらくなります。

4.動画作成 - 素材のアップロード

レイアウトを選択したら、必要な画像やロゴ、テキストの素材をアップロードして行きます。レイアウトによって必要な素材の数は異なります。縦、横の違いもありますので、しっかりと要件を確認して素材をアップロードしましょう。
また、動画に挿入するテキストのフォントは「Google Fonts +日本語」を参照して選択することが出来ます。今現在使用出来るのは、「Noto Sans JP」、「Noto Serif JP」、「M PLUS 1p」、「Sawarabi Mincho」、「M PLUS Rounded 1c」、「Sawarabi Gothic」、「Kosugi Maru」、「Kosugi」の8種類。日本語用のフォントを選ばないとエクスポートした時に文字化けしてしまいますので、しっかり日本語のフォントを選んでください。

5.動画作成 - BGMの選択

最後に、動画のBGMを決定します。YouTubeの動画広告において、BGMは非常に大きな役割を果たします。現在選択できるBGMは、YouTubeの無料オーディオライブラリから30種類以上選択出来ますので、ブランドや広告の訴求にぴったりと合ったものを選びましょう。

6.動画のプレビュー・完成

BGMまで選択し終えたら[Create video]を押すと、数十秒でプレビューが作成されます。確認した上で修正・調整したい場合は「Edit Video」を、そのまま保存する場合はYouTubeチャンネルを選択したうえで「Save Video」を選択します。もしYoutubeチャンネルを持っていない場合は、このタイミングで「Create a YouTube channel」からチャンネル作成をすることが可能です。「Save Video」を選択すると、Youtubeチャンネルの「限定公開」設定で保存されます。

7.Google広告との連携

上記の作業で、動画自体の作成は完了しました。あっという間ですね。さて、この動画をどうやってGoogle広告の動画広告に利用するかですが、YouTubeのチャンネルとGoogle広告を連携する事で簡単に利用出来ます。また、連携が済んでいれば動画の保存完了画面にある「Create campaign」のボタンを押してGoogle広告の管理画面へ移動できるため、そのまますぐに動画広告として配信する事も可能です。
YouTubeチャンネルとGoogle広告の連携方法については、YouTubeの公式ヘルプ(https://support.google.com/youtube/answer/3063482?hl=ja)を参照していただくのが一番分かりやすいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は今非常に需要の高まっている動画広告を、高速かつ簡単に作成できるYouTube Video Builderをご紹介いたしました。動画編集経験がない人でもロゴや数点の画像、テキストさえあれば、YouTube動画広告に最適化された動画を無料ですぐに作成できるYouTube Video Builder。YouTube動画広告を配信してみたいけれど、人的リソースや作成工数がボトルネックとなっている、という方は、この機会にぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか。
2020年8月現在、YouTube Video Builderはまだβ版ですので、正式版になったらまた仕様が変更になる部分もあるかと思います。その際はまた改めてご紹介させて頂きますね。
今後とも、MEプロモーションをよろしくお願いいたします。