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マーケトピックス2020.09.29

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)とは

こんにちは、マーケティング部の松本です。
2019年11月末から2020年にかけて、Yahoo!の広告に大きな革新がありました。Yahoo!プロモーション広告という名称が、Yahoo!広告に。そしてYahoo!ディスプレイアドネットワーク、通称YDNが、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)に進化する事になったのです。
2020年7月の時点で、全ての広告アカウントでYDNの管理画面を開くと、右上に「新画面を利用」という項目が表示されるようになりました。新しい管理画面の、なんともスタイリッシュで使いやすそうなこと。初めて見たときは本当に驚きましたし、一種の感動を覚えました。馴染み深いYDNは2021年の春にサービスが終了してしまいますので、早めの切り替えが必要です。
さて、今回はYDNから運用型に移行するにあたっての仕様の変更点や注意点について、簡単にご紹介できればと思います。お付き合い頂けると幸いです。

Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)とは

ディスプレイ広告(運用型)とは、Yahoo!広告の商品体系の変更により新しくなったディスプレイ広告のことです。配信目的にあわせてパフォーマンスを最大化されるようなアルゴリズムに変更し、より効果的な広告出稿を実現できるようになっています。Yahoo!は運用型への早期の切り替えを推奨していて、メリットとしてYDNから運用型へ切り替えた後のコンバージョン関連の指標の大きな改善を挙げています。

YDNから運用型へのリニューアルポイントは大きく分けて3つ、また運用型の新機能は主なもので2つありますので、一つずつご紹介させて頂きます。

リニューアルポイント

目的に応じた柔軟な広告出稿が可能に

これまでYDNをはじめとして、Yahoo!プレミアム広告やコンテンツディスカバリー、プレミアムDSPなど、目的ごとにサービスが分かれていたYahoo!のディスプレイ広告ですが、今回のリニューアルでそれらが統合され、シンプルになりました。
運用型という一つのサービスの中で、様々な目的に応じた広告配信を行う事が出来るようになったのです。やはりサービスが複数に分かれていると、確認しなくてはいけない管理画面も増えて工数も多く、なかなか手間だなと思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それが、今回のリニューアルでシンプルに統合され、非常に便利な運用型として生まれ変わりました。

広告管理ツールの利便性がアップ

2019年11月から2020年7月にかけて、このブログを書いている2020年9月の時点では、全ての広告アカウントで運用型の新管理画面を利用できるようになっているかと思います。冒頭でも触れましたが、私ははじめて新しい管理画面を見た時、本当に驚きました。決して前の管理画面が使いにくかったわけではないにも拘わらず、直感的な操作とスタイリッシュなデザインを兼ね備えた新管理画面は非常に使いやすくなっています。
グラフで視覚的な数値の確認もしやすく、運用型の管理画面に慣れるとYDNには戻れないかもしれませんね。

目的に合う最適な配信アルゴリズムに

これまでのYDNでは、主に「サイト誘導」を目的とした配信が行われていました。これは広告主や運用者が設定出来るものではありませんでしたが、運用型ではキャンペーンの目的を設定する事が出来るようになったのです。
配信アルゴリズムに関しても、これまではサイト誘導が目的であるため、「予想アクション率(クリック率や課金が発生した動画再生率)」がオークションランクを決める広告の品質に大きく影響していましたが、運用型では「設定された目的に適した予想アクション率」が大きく影響するようになります。否応なくクリック率を重視されていたものが、今後はコンバージョン率やインプレッション率など配信の目的に適した指標でランク付けしてもらう事が出来るため、ますますYahoo!の広告需要は高まっていくのだろうと思います。

運用型の新機能

キャンペーン目的が設定可能に

運用型ではキャンペーンを作成する際に「キャンペーン目的」の設定が必須となります。選択したキャンペーン目的に沿ったアクション数を最大化するよう、配信してくれるようになるのです。

キャンペーン目的 最適化ポイント
動画再生 動画再生数
サイト誘導 クリック数
アプリ訴求 コンバージョン数
コンバージョン コンバージョン数
商品リスト訴求 コンバージョン数
ブランド認知 ビューアブルインプレッション数

オーディエンスカテゴリーの提供

オーディエンスカテゴリーとは、特定のカテゴリーに興味・関心を持ったインターネットユーザーや、特定の属性・ライフイベントを迎えるユーザー層に対して広告を配信できるターゲティング機能のことを指します。2020年9月より運用型にも「属性・ライフイベント」が追加され、家族構成や学歴・年収など特定の属性を持っているユーザー、また結婚や引っ越し、就職、転職などのライフイベントを迎えるユーザーに対しての広告配信が、運用型では可能となったのです。

リニューアルの注意点

さて、簡単にご紹介させて頂いた通り、今回のリニューアルは非常に素晴らしいものとなっています。しかし、大きな変化があるからこそ、気を付けなければならない点も大きくなるものです。
YDNから運用型へのリニューアルにYDNで提供されていた機能が複数廃止となります。例えば画像の自動付与、デバイスターゲティングの「キャリア」設定、インタレストカテゴリーなど。これらの機能、特にターゲティングに関する部分は、その機能をメインのターゲティングにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。勿論ただ廃止になるだけではなく、代替以上の機能が運用型でも提供されるかとは思いますが、何分始まったばかりですので、しっかりと何が廃止になって何が追加になるのかなど、確認を行う必要がありますね。
また、2021年の春、YDNのサービス終了時までに運用型への移行を行わなかった場合、Yahoo!側で自動的に移行、変換が行われます。その際は、一律のルールのもとにYDNのキャンペーンの内容が運用型の仕様に合わせて変更される可能性もあります。すっかり忘れていて、知らないうちにYahoo!側に移行してもらった、という場合、もしかしたら広告主の意図とは違う設定に変換されてしまうかもしれません。なので、事前にしっかりと自分で変更点や新しい仕様のことを理解して変換作業を行う方が良いですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。YDNから運用型へのリニューアルに伴う変更点について、ごくごく簡単にご紹介させて頂きました。もっと詳細な内容を、しっかりとした説明で理解したい方はぜひ、Yahoo!の公式サイトと資料をご覧頂ければと思います。
個人的な考えですが、WEB広告の世界では技術や仕組みが日進月歩とばかりに目まぐるしく進化していきます。新しい知識を得ることをほんの少しでも諦めてしまったり、目を離してしまうとあっという間に置いていかれてしまうような世界だなと、日々感じています。そんな中で自分の技術や知識の研鑽を積み続けるには、意欲と、何より緻密な情報収集能力を鍛えるしかないのかなと、今回のYahoo!のリニューアルを機に初心にかえったような気持ちです。これからも毎日努力を欠かさず、お客様のお役に立ち続けるマーケターで在りたいと、そう思います。

今後とも、MEプロモーションをよろしくお願いいたします。