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Googleダイナミック広告とは

2022.11.03

マーケティング

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MEプロモーションでは様々なインターネット広告を取り扱っておりますが、本日はGoogleダイナミック広告について「Googleダイナミック広告とはなにか?」「Googleダイナミック広告の良さはどのようなものか?」等、ご紹介できればと思います。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

Googleダイナミック広告とは

Googleダイナミック広告とは、ディスプレイ広告と同様にサイトを訪問したユーザーに対し、ユーザー1人1人のサイト閲覧履歴・検索行動に合わせて、表示される広告クリエイティブをGoogleが自動で判断・生成するWeb広告です。
『ダイナミック』は日本語で『動的』と訳されるように、ダイナミック広告は動的広告とも呼ばれます。
また、ダイナミック広告に対して、バナー広告等の『あらかじめ決められた形式の広告』『全ユーザーに同じ広告』を掲載する仕組みはスタティック(静的)広告と呼ばれています。
言い換えるとダイナミック広告はスタティック広告に比べて、よりパーソナライズされた広告を配信することで、リマーケティングに適していると言う事ができます。
Googleダイナミック広告は、Googleが運営・管理しているGmailやYouTube等に自社の商品やサービスの広告を出すことができます。GmailやYouTubeに限らず、200万種類を超えるWebサイトやアプリを利用するユーザーに広告の配信が可能です。

多数の配信先でユーザーに合わせて自動生成された精度の高い広告を配信できることや、コンバージョンに達していないユーザーを追いかけて、ユーザーに合った広告を自動で配信できること、テキストだけでなく画像や動画で配信できること等…
Googleダイナミック広告には多くの特徴や強みがあります。

そんなGoogleダイナミック広告は、EC業界や旅行業界、通信販売業界、不動産業界等でよく使われています。商品やサービスの数が多く、情報の更新や入れ替わりも多い業界で重宝される傾向にあります。これはスタティック広告ではできない、ユーザーに合わせた広告を自動で生成できるという機能が成果を出すにあたって必要になるからだと言えます。

Googleダイナミック広告のメリット

Googleダイナミック広告には多くのメリットがあります。
本日は7つのメリットを簡単にご紹介いたします。

関連性の高い広告見出しが動的に生成される

ユーザーが対象の商品やサービスに関連するものについて検索を行うと、サイト内で最も関連性が高いページをもとにして、適切で明快な見出しが動的に生成されます。

成果に繋がりやすい商品レイアウトで広告を配信できる

成果に繋がりやすい商品レイアウトで広告の配信ができます。
ダイナミック広告の配信では、各プラットフォームの配信枠の大きさに応じて最適なレイアウトに自動調整がされます。視覚的な崩れを防止し広告表示を最適化することで、配信機会を逃さず成果に繋げることが可能です。

掲載する広告をきめ細かに管理できる

Webサイト全体を広告掲載の対象に含めることや、特定のカテゴリやページだけを指定することもできます。また在庫切れの商品やサービスについては、広告を表示しないように設定することも可能です。

会員登録や問い合わせ数の増加が見込める

会員登録や問い合わせ数等のコンバージョン増加が見込めるという点もメリットとして挙げられます。
興味関心を持っているユーザーに向けて最適にカスタマイズされた広告を自動で配信できます。より確度の高いユーザーにピンポイントに訴求することで、会員登録数や問い合わせのコンバージョン増加が期待できます。

広い配信面によるアプローチ力の高さ

広い配信面によるアプローチ力の高さが大きなメリットです。
世界中の200万以上のWebサイトで構成されたGoogleディスプレイネットワーク面に配信され、インターネットユーザーの90%にリーチすることができます。

トラフィックを増加させることが可能

キーワードを使用したターゲティングで網羅しきれていなかった場所に広告掲載の機会を見出し、新たなトラフィックや売り上げを獲得することができます。

1つの広告に複数の商品やサービスを表示できる

ダイナミック広告では、1つの広告に複数の商品やサービスを表示できるカルーセル広告というものを利用することができます。ユーザーが閲覧した商品やサービスにカテゴリが近いものや、類似商品・サービス等を並べて表示できるため、ユーザーの興味を引くことができます。

※カルーセル広告とは
1つの広告に対して、複数の画像や動画を横並びにして表示できる広告フォーマットのこと。

成果を出す為に気を付けるポイント

数多くのメリットがあるGoogleダイナミック広告ですが、いくらメリットがたくさんあるからと言って、安心してしまい、適当に使ってしまっては勿体ないです。
ここからは設定や出稿時のポイント(運用する際の注意点)をいくつかご紹介いたしますので、参考にして頂けますと幸いです。

伝わりやすい情報をデータフィードに入れる

広告クリエイティブの材料となるデータフィードには、ユーザーに伝わりやすい情報を入れるのがコツの1つです。広告枠のスペースは限られています。そのスペース内で商品やサービスに興味を持ってもらう為には、特徴やメリット等の伝えたいものを簡潔にまとめる必要があります。画像やテキストを工夫し、見てすぐに理解できる広告クリエイティブが生成されるようなデータフィードを用意すると成果に繋がりやすいです。
複数商品やサービスを横並びで紹介できるカルーセル広告の場合は、商品・サービス毎の違いを分かりやすく表示することも大切です。類似商品の写真を並べただけでは分かりにくい場合等は特に注意する必要があります。

データフィードの情報は常に更新する

データフィードの情報は常に最新のものにしておくことが大切です。広告に表示された情報と、広告をクリックして表示された内容が違うとなると、ユーザーは「なんだろう?」と不信感を覚えてしまいます。
例を挙げると、広告を見て購入意欲が高まり、購入を決めていたのにも関わらず、サイトにアクセスしてみたら在庫切れになってしまっていた場合、ユーザーはすぐにページを離脱してしまいます。このような場合、ユーザーに不信感を与えるだけでなく、コンバージョンにつながらないのに課金が発生してしまい、広告の費用対効果も下がってしまう等、広告を出す側にも見る側にも悪影響を及ぼしてしまいます。
在庫状況や価格等、細かなデータまで随時チェックし、データフィードを常に最新の状態にして広告を運用をする必要があります。

除外キーワード、除外URLを細かく設定

Googleダイナミック広告では、Googleがキーワード選定と広告文、リンク先URL設定をしてくれます。これはメリットですが、同時に気を付けなくてはならないポイントでもあります。
自動で設定してくれるのはメリットですが、中には表示させたくないキーワード(ネガティブなキーワードや違う方向性のキーワード等)もあるかと思います。その為、広告を表示させたくないキーワードは、除外キーワード設定をするといいでしょう。
また、リンク先URLとして設定されるべきでないページ(会社概要、プライバシーポリシー等)も予め除外しておくといいでしょう。
除外設定という項目がありますので、そこから随時更新することをお勧めいたします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。本日はGoogleダイナミック広告についての概要やメリット、少しではありますが注意点もご紹介いたしました。
なんとなく「Googleダイナミック広告ってこんな感じなんだ!」というのはご理解いただけましたでしょうか。
また機会がありましたら、配信の仕組みや設定方法、GoogleだけでなくYahoo!の動的広告についてもご紹介できればと思います。
それでは、今回はここまで。さいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
今後もMEプロモーションをよろしくお願いいたします。