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【TikTok】ビジネスアカウントとは？
2023.12.07
マーケティング
皆さんこんにちは。マーケティング部の桁山です。
今回のマーケティングブログでは、近年大きな成長を見せているSNSの1つである「TikTok」のビジネスアカウントについてご紹介いたします。ビジネスアカウントには、ビジネス拡大のための機能がついています。メリットやデメリット、運用のコツを押さえて効果的な活用を目指しましょう。
ビジネスアカウントの作成方法
TikTokにはビジネスアカウントと個人アカウントと2種類あり、ビジネスアカウントはその名の通り、企業やブランドが製品やサービスを発信するための機能がついたアカウントです。個人や個人事業主も無料で使用することができます。
ビジネスアカウントの作成方法はとても簡単です。
➀プロフィール画面から「設定とプライバシー」を開く
➁「アカウント」を開く
③「ビジネスアカウントに切り替える」を選択
④活動内容に合った「カテゴリー」を選択
⑤メールアドレスを追加（スキップ可）
⑥自己紹介を追加（スキップ可）
以上でビジネスアカウントの作成は完了です。
ビジネスアカウントを運用するメリット
続いて、ビジネスアカウントを利用するメリットを4つご紹介いたします。
➀アカウントのカテゴリーを選択できる
ビジネスアカウント作成の段階でアカウントのカテゴリーを選択ができます。カテゴリーを選択すると、そのカテゴリーに興味のあるユーザーに対しておすすめ表示される可能性が高くなります。
カテゴリーと投稿内容がマッチしていれば、アカウントを伸ばすきっかけとなるでしょう。
しかし、カテゴリーと投稿内容が違っていると、おすすめ表示されても最後まで見てもらえません。機械学習によりおすすめ表示される回数が減り、アカウントを伸ばす機会を失うことになるので注意が必要です。
➁投稿した動画の分析ができる
ビジネスアカウントでは、投稿動画を項目ごとに分析することが可能です。分析可能な項目は以下の通りです。投稿したコンテンツごとのパフォーマンスをリアルタイムで表示できるため、より効果的な分析・意思決定が行えます。
- 合計再生時間
- 合計視聴回数
- 平均視聴時間
- トラフィックソースの種類
- 視聴者の所在地
③インサイト分析ができる
インサイトページから、アカウントや投稿動画のアナリティクスを閲覧可能です。フォロワーの言動、感情、思考を把握・分析し、フォロワーの属性を理解することができます。項目は以下の通りです。
「主な指標」ページ
- 動画の視聴数
- フォロワー数
- プロフィールの表示回数
- いいね数
- コメント数
- シェア数
- ユニーク視聴者数
→ユニーク視聴者とは動画を視聴した個人視聴者の数を表します。
「コンテンツ」ページ
- 動画投稿（直近7日間に投稿したコンテンツ）
- 人気上昇中の動画
「フォロワー数」ページ
- フォロワーの属性（フォロワー数100人以上から利用可）
④プロフィールに外部リンクを設置できる
ビジネスアカウントのプロフィールには外部リンクを設置できます。
商品・サービスのリンクを設置したり、ウェブサイトページに遷移させたりすることでTikTok経由の集客を行いやすくなるでしょう。
ただし、フォロワー数が1,000人以上でなければこの機能は使用できないので、まずはフォロワー数の増加を目標に運用する必要があります。
ビジネスアカウントを運用するデメリット
4つのメリットについてご紹介いたしましたが、デメリットも1つございますので注意しましょう。デメリットは以下の通りです。
「商用ライセンスのない楽曲を使えない」
人気な投稿で使われている楽曲・流行している楽曲などを使おうとした際に「この楽曲には商用ライセンスが付与されていません」と表示され、動画を投稿できない可能性があります。トレンドに乗じた投稿ができない点はデメリットと言えるでしょう。しかし、TikTokで商用利用が許可されている楽曲は50万曲以上取り揃えられています。その中から楽曲を選んで、効果的な投稿をすることも十分に可能です。
ビジネスアカウント運用のコツ
TikTokビジネスアカウントの運用で失敗しないために、運用のコツを3つご紹介します！
➀適切なハッシュタグを付ける
動画投稿を行う際には、ハッシュタグを活用しましょう。ただし、闇雲に付けてはいけません。以下の点を意識しましょう。
- 動画と関連性のあるハッシュタグ
- 投稿ボリュームが1〜5万件程度のミドルキーワードを使用したハッシュタグ
- トレンドを意識したハッシュタグ
- トレンドに関係なく人気のハッシュタグ（例：#おすすめにのりたい #バズれ #運営さん大好き）
- ハッシュタグは3~6個程がオススメ
➁オリジナリティのある動画コンテンツを作成する
他社と似たような動画を投稿しても、すぐにスワイプされてしまいます。独自性のある面白い動画を作成し、ユーザーの注目を集めましょう。
人気のあるビジネスアカウントの動画を分析し、自社に活用できるポイントを探すことも大切です。
③動画の冒頭に力を入れる
動画を作成する際には最初の1〜2カット（冒頭約3秒）がインパクトのある動画にすると、ユーザーの心をつかみ、動画がスワイプされにくいです。
印象的な効果音やキャッチーなフレーズ、最もインパクトのあるシーンを使用するなど工夫をしましょう。
④定期投稿を行う
TikTokのみならず、人間は何度も同じ対象に接することで親近感を覚えます（単純接触効果）。その効果を活用するには、TikTokに動画を定期投稿することが大切です。
投稿頻度としては、TikTokの公式サイトには2日に1回、週3回程度を目安に高い頻度の投稿が再生数を伸ばすポイントであると明記されています。何度かおすすめに表示されるたびに、ユーザーがアカウントに興味を持ってくれる可能性が高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
TikTokは、SNSの中でも非常に拡散力が強く、知名度を向上させるのに最適なプラットフォームです。しかし、TikTokを伸ばすためには様々な工夫や戦略が必要です。運用において、今回の記事を少しでも活用していただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました！